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はいたい!
10月から今シーズンのBリーグが開幕し、琉球ゴールデンキングスに生きる力をもらっているおたかです。
🎭前回のおさらい
前回は、入社するまで kintone も IT もまったくの未経験 だった私が、
先輩からの「前職の仕事をアプリにしてみると理解が深まるよ!」というひと言をきっかけに、
【第1回】元・歌劇団男役がkintoneで舞台裏を変える で、手始めに 団員管理アプリ を作成。
kintoneで情報を一元化し、舞台の現場を効率化する挑戦をお届けしました。
そして、完璧を目指すより“まずは75点で出して改善!” という SIGNPOST の考え方に背中を押され、ようやくリリースできたところまでのお話でした。
🎭 そもそも作りたかったのは「衣装管理」
千秋楽が終わると、翌日は衣装返却デー。
徹夜で引っ越しと返却の準備が始まります。
当時は、先輩が紙で1つ1つチェックしながら管理してくれていました。
あの頃を思い出すたびに、
「先輩、もしkintoneがあったら、きっと喜んだだろうな」 と考えていました。
そんな思いから、今回は衣装返却をスムーズにする 衣装管理アプリ を構築してみました。
🎯 アプリの基本設計
・衣装は 作品ごと に管理
・ワークフローで「貸出 → 返却待ち → クリーニング → 保管完了」を可視化
これにより、一覧画面で「今どの衣装が誰の手にあるか」がすぐに分かります。
貸出から返却、クリーニング、保管までの流れをステータスで管理できるため、
担当者が変わっても進捗が一目で把握できます。
単純なようでいて、舞台運営にとってはとても重要なポイント。
そして、衣装の返却をストレスなく使えることを最優先に設計しました。
✅カスタマインを使いたい理由
前回はkintoneの基本機能だけでアプリを作りましたが、今回は次の課題を解決したいと思いました。
・入力のストレスを減らしたい
・モバイルでの見やすさを高めたい
なぜなら、ストレスがあると現場の人は継続して使ってくれないと思ったからです。
実際に「アプリを作ったけど誰も使ってくれない…」という声をよく聞きます。
だからこそ、現場が“使いたくなる”アプリにするために、今回は gusuku Customine(カスタマイン) を活用します。
✅ 入力のストレス問題
衣装名・サイズ・枚数・保管場所などをテーブルにまとめたものの、
「行を追加するたびに右端の+ボタンまでスクロールするのが面倒!」という課題が発生しました。
→ボタンを左側に移動!
▼gusuku Customineできることカタログ 9.テーブルの増減ボタンを左に移動
さらに、フィールドが多くスクロールも大変だったので、タブ表示で整理しました。
▼gusuku Customineできることカタログ 14.タブ表示
ちょっとした“めんどくさい”を解消することで、アプリはぐっと使いやすくなりますねー!
今後も、現場で感じる小さな不便をひとつずつ拾って改善していきたいと思います。
ちなみに、カスタマインでできることを短時間で確認できるコンテンツも充実しています👇
▼できることカタログ
…1つ20秒ほどの短い動画で、実際のカスタマイズ動作をサクッとチェックできます。
▼gusuku Customine お手軽体験 〜きっとほしいが見つかるデモ100〜
…実際のkintone画面でカスタマイズ100種類をすぐに試せるデモ環境です。
✅ モバイル版の見やすさ重視
タイトなスケジュールの中、
「PCを開くのが面倒」「スマホでサクッと入力したい」という声は当然出てきます。
だからこそ、モバイルでの操作性を第一に考えました。
🎭 劇団員が見なくていいタブは“非表示”に!
スマートフォンの画面は情報が多くなりがち。
修繕履歴や在庫調整の詳細など、劇団員が見なくてよい情報は非表示にしました。

▼使用したやることは「タブを非表示にする」+条件では「現在の画面がスマートフォン版ならば」

✅ カスタマインのここが好き!
カスタマインの魅力は、ただ「見た目を変える」「表示を切り替える」だけじゃないところ。
条件分岐を使って、“状況に合わせた動き”を作れる のがすごく好きなんです。
🎭 テーブルをスプレッド化して一目で把握!
モバイルではテーブルが1行ずつしか表示されず、全体を把握しずらい。
そんなときは 「テーブルをスプレッド化する」 を使用。

▼使用したやることは「テーブルをスプレッド化する」条件+「現在の画面がスマートフォン版ならば」

さらに、モバイル版の最適化をもっと知りたい方はこちらのYouTubeがおすすめ
▼kintone モバイル版のイライラを解消!使いづらいと感じるポイントと解消法
🎬 まとめ
入力のストレスを減らす工夫
テーブル追加ボタンの位置変更やタブ分けで操作をラクに。
スマホでの見やすさ重視
必要なタブだけを表示して、現場メンバーが迷わない画面に。
カスタマインの柔軟性
条件分岐で「使う人に合わせた」動きを設計できる。
アプリを作ってみると、「こっちの方がいいかな?」「これはどうなんだろう?」と、すごく迷いました。
実際に使ってみると「なんか違う」と感じることもあり、迷いました。
でも「いつでも、何度でも改善できる」でもそれこそが、kintoneとカスタマインの良さ。
現場の動きを見ながら、少しずつ形を整えていける柔軟さが、本当に心強いと感じました。
「使う人のために」を考えながら仕組みを作ることで、仕事がもっとスムーズに、そしてちょっと楽しくなる。
kintoneやカスタマインなら、IT初心者でも自分の手で“働きやすさ”をつくっていける――
それが kintoneとカスタマインの一番の魅力だと改めて感じました!
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