🌱【新入社員の私へ】はじめてのkintoneとカスタマイン、あの頃の自分に伝えたい5つのこと

公開日：2025-05-21

はじめまして、あるいはお久しぶりです。

冬が終わり新芽が出てきて緑が綺麗な季節ですが、絶賛花粉と戦っている、システム開発グループの青木です…（鼻水と咳が止まりません）

この記事では、私がkintoneやカスタマインを触り始めたばかりだった頃の自分に向けて、今の自分からアドバイスを贈ってみたいと思います。

当時は右も左もわからず、ただひたすらに「動かない……なぜ……」と格闘していた毎日でした。

でも、あの時間があったからこそ得られた気づきや学びが、今の自分の支えになっています。

そんな経験を振り返って、「これをもっと意識できていたら、スムーズだったかも！」と思うことを5つにまとめました。

これから始める方や、少しつまずいている方にも、きっと役立つと思います。

どうぞ気軽に読んでみてくださいね。

1. まずはkintoneの基本機能を徹底的に理解する

カスタマインを使ってアプリを柔軟にカスタマイズしていく前に、kintoneの基本機能をきちんと理解することがとても大切です。

アプリの作成、フォームの編集、一覧の設定、アクセス権の管理など、実はkintoneだけでも多くのことができます。

これらをしっかり把握していないと、「カスタマインで頑張って設定したけど、実は基本機能でできた……」なんてことが起きてしまいます。

まずは基本機能を一通り触ってみて、「できること・できないこと」を自分なりに整理してみましょう。

基本機能はこちらのページから見てみてください💡

2. カスタマインのドキュメントを熟読する

カスタマインには、初心者から上級者まで活用できるとても丁寧なドキュメントが用意されています。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしながら読むと、だんだんと内容が理解できるようになっていきます。

特におすすめなのが「カスタマインの歩き方」。

(Figure 1: カスタマインの歩き方はいつ見ても便利です！！ぜひ！！)

導入から基本の考え方、実践的な使い方までやさしく解説されています。

私は、カスタマイズに詰まったとき、まずはドキュメントを見にいくようにしています。

「まず調べてみる → 試してみる → また読む」の繰り返しで、少しずつ理解が深まっていくはずです。

3. カスタマインの条件が複数あるときは、順番に気をつけて！

カスタマインでは、条件を複数設定することがよくありますが、その「順番」が動作に大きく影響することがあります。

たとえば、先に成立した条件によって後続のアクションがスキップされてしまう、ということが実際にあります。

「全部正しく設定したはずなのに動かない……」と思ったとき、条件の並び順を見直すことであっさり解決することも多いです。

私も、想定通りに動かなかった原因が「順番」だったことが何度もありました。

特に複雑なロジックを組むときは、視覚的に整理したり、優先度を意識して並べることを意識すると良いと思います！

4. やりたいことはステップに分けて考える

カスタマインでの設定は、「条件 → アクション」という流れで構成されています。

だからこそ、「何をしたいのか？」を小さなステップに分けて考えることが、とても大切です。

たとえば、「特定のユーザーのときだけボタンを表示したい」と思った場合、

そのユーザーは誰か？（ログインユーザー？）
どんな条件でその人を特定できる？
どのボタンに、どのタイミングで表示させるのか？

…といった具合に、ひとつひとつの要素に分けて整理していきます。

私はよく、フローチャートやメモに書き出しながら考えるようにしていました。

頭の中だけで組み立てようとすると混乱してしまうので、「見える化」は本当におすすめです！

(Figure 2: 今もまだまだ紙に書いたりしています！目で見て見落としがないようにするためです💡)

5. エラーメッセージは、ちゃんと読むクセをつけよう

カスタマインを使っていると、設定ミスや意図しない動作によってエラーが発生することがあります。

そんなとき大事なのは、まず落ち着いてエラーメッセージをしっかり読むことです。

焦って設定を消してしまったり、やみくもに変えてしまうと、余計にわからなくなってしまいます。

でも実は、エラーの原因はほぼ必ずメッセージ内にヒントが書かれているんです。

また、よくあるエラーメッセージについては、kintoneやカスタマインの公式サイトに原因や対処法が紹介されていることが多いので、まずはそちらを確認してみるのがおすすめです。『こういう設定ミスが原因です！』といった“あるあるなケース”が分かりやすく載っています。

(Figure 3: gusuku supportによくあるエラーに関する対処法が具体的に載ってますよ！)

私も最初は読むのを後回しにしていましたが、「これを見ておけばよかった…！」という経験を経て、今ではまず最初に確認するようになりました。

慣れてくると、ログを見ただけで「あ、あれかも！」と分かるようになりますよ😊

おわりに

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

今回ご紹介した5つのアドバイスは、どれも私が実際につまずいたり、先輩方に教わり、試行錯誤を重ねながら見つけてきたことばかりです。

最初のうちは、「何がわからないのかすら、わからない」という感覚になることもあるかもしれません。

でも大丈夫！！少しずつ経験を重ねていけば、きっとできるようになります。

私もまだまだコツコツ勉強中ですが、以前よりも「これだ！」と感じられる瞬間が増えています。

このブログが、どこかで誰かの「ちょっとした道しるべ」になれたら嬉しいです🌱

そして何より、昔の自分に「大丈夫だよ」って伝えるような気持ちで書きました。

もしこの記事が役に立ったり、「自分もこういう経験ある！」という方がいらっしゃったら、ぜひお気軽にシェアしてくださいね。

投稿者プロフィール

Miu: 雪山籠りからSIチームの新卒エンジニアへ