kintoneHack2020、エゴで「俺の嫁kintone」を開発した話 前編

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皆さん、CybozuDaysが終わってしまってロスになっていませんか?

わたしは完全燃焼してしまって虚無になっています…

コロナ禍でなかなかお出かけが出来ない分、たっぷりものを作って、今どきなかなか出来ない巨大ステージで披露して、思いを語り尽くすことがどれほど贅沢なのかたっぷり思い知らされました。

kintoneHack参加のきっかけ

実は去年つっきーが最高のヲタクアピールなHackでチャンピオンをゲットした後、次のHackどうしましょうか?と社内で何回も議論をしていました。

わたしからネタを出そうとすると安定なヲタクネタしかない自覚があるので、つっきーとかぶっちゃうではないかとビビりながら、長年UXデザイナーをやっていたら本当にkintoneの「インターフェイス」を変えたくて、いっそうkintoneを美少女に変身させようとなんとな〜くずっと考えていました。 

なぜ「美少女」なのかについて語ると一日も足りないので割愛させていただきますがw

最初に考えたのは「伺か」系、これはインターネット老人会の方々ならご存知かもしれませんが、パソコンのデスクトップにキャラクターマスコットを出したウイジェットみたいな存在です。

 kintoneで合成するとこんなイメージ↓

伺か的ななにか

でもね、画面上のマスコットより、もうちょっと身近な存在がほしいな…ともっといいインターフェイスがないかなとモヤモヤしていました。 

Gatebox Developer Programのリリース

Gateboxと出会ったのは、2015年まだ東京に居た時。当時はIoTやハッカソン関係でウインクル社の方々と仲良くさせていただきました。その後Gateboxがリリースされて、「これはわたしが欲しかったインターフェイスなんです!!!!」と感動しましたが、当時のわたしには負担出来ない値段でしたので遠くから見ることしか出来なかった。

その後一般製品化になったとしても、個人での購入では少し悩むので、何か開発面で使えないかなとずっとチャンスを伺ってました。

そしてちょうど去年の今頃、こんなプレスリリースが出ていました:

 そうです、ヒカリちゃんはもちろんかわいいのですが、自分でモデルを作って会話したい人は絶対居ると思いますし、これこそわたしが待ちに待った念願のアップデート…!わたしがずっと考えた理想なインターフェイス!!

…天は俺に味方した…!

狂喜乱舞おじさん

エゴと、kintoneの可能性を賭けて…

冒頭にも話をしたのですが、長年UXデザイナーをやっていたら、本当にいろんな「インターフェイス」を変えたい癖が身についてしまい、わたしは特に癖で「使いやすさ」より「愛着」「コミュニケーション」を求めがちになってしまいます。(以前の仕事で、ロボット掃除機をキャラクター化したり、家電の擬人化なども色々関わりました)

そんなわたしのエゴでkintoneに人格を与えてほしくて、Unityを3年間も触っていない上、Gatebox開発未経験のまま、Gateboxの元CTO安川さんに色々聞きながらkintoneHackの予選に挑みました。

 

こちらは当時に作った予選資料です。技術面はいろいろ雑いかもしれませんが、たっぷり愛を語れて嬉しかった。

(まだDeveloper Program未登録なので、安川さんに聞きながらありったけのドキュメントを読んで作りました)

まさかの予選突破、そして本戦へ

開発の話についてはまた次回の更新でご紹介します〜!

〜つづく〜

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