非エンジニア主婦がkintoneで家計簿アプリを作ってみたい!第1回

はじめに

みなさま、はじめまして。アールスリーで営業事務・契約管理業務を担当しております、「くず」と申します。

7歳と5歳の娘たちの子育てによるブランクを経て、アールスリーに入社してから1年が経ちました。初めて「kintone」に触れてから1年になりますが、弊社製品「gusuku Customine」は一度も触ったことがなく、勉強はまだまだこれからといったところです。

もちろん、これまでプログラミングの経験はゼロです。ド素人です。

そんな私が、なぜkintoneでアプリをイチから作ってみようと思ったのかと申しますと…

kintone認定アソシエイト試験の試験勉強

実務でのkintoneの使い方に慣れてきた頃、上司よりkintone認定アソシエイト試験の受験の勧めがありました。

サイボウズ公式のラーニングコンテンツの動画で講師の中村先生のお声に癒されたり、試験対策テキストとにらめっこしながら、30日間無料お試しのアカウントで実際にkintoneのアプリ作成画面を操作してみて、「えっ、こんな簡単な操作でフォームが作れちゃうの…!?」とびっくりしました。

前職で他社製品のデータベースソフトの勉強をしたこともありましたが、比較してkintoneの取っつきやすさは本当にすごいです…!

Cloud University(クラユニ)の受講

kintoneをはじめとしたサイボウズ社の製品の研修を受けられるクラユニですが、社内研修としてkintoneの基礎を学ぶ「スペシャリストコース」、kintoneの基本機能でのアプリ作成について学ぶ「アプリデザイナーコース」を受講しました。

対面もしくはオンラインでの受講で、気になったり理解が難しかったりすることはすぐに講師の方にバンバン質問して解決できるので、kintoneについての理解を実務に応用できるレベルまで深めることができました。

(クラユニの講師陣には、なんとアールスリーの社員もいるんですよ~!)

社内アプリの改修

クラユニ受講後、社内で使っているkintoneアプリのちょっとした改修(フィールドの追加やレコードの一括更新など)を任せていただくことがありました。

実務で使っているアプリのフォーム画面を見て、このフィールドは何のフィールドでどんな計算をしているか、が分かったことで、すこーしだけ自信がつき、他にも「ここのフィールドがこうだったらな」と改善案を考えることが増えてきました。

仕事が暇だった

そんなこんなで、入社から1年、だんだんkintoneとの仲も深まってきた頃、上司から「アプリを作ってブログ記事にしてみない?」と声をかけていただき、「やりたいです!」と、この企画がスタートしたのです。

どんなアプリを作ろうか?

業務でkintoneを使う場合は、やりたいこと・必要な機能があってからのアプリ作成になると思いますが、今回は「どんなアプリを作ろうかな~」と妄想するところからスタートです。

まず思いついたのは、誰かがオススメのものを紹介すると、「気になる!」「持ってる!」などのリアクションがワンクリックで簡単にできたり、コメント欄で質問ができたり…という、社内コミュニケーション用のアプリです。

仕事も趣味もこだわり派の社員が多いアールスリーなので、いろんなジャンルのアイテムの情報交換ができる場があればとても盛り上がるのでは…!?と、夢が広がります。

ただ、肝心のリアクション機能が、kintoneの基本機能ではできないのでは…?という懸念がありました。

Customineでカスタマイズしたらできるのかも?と思いつつ、今回はギリギリまで基本機能で頑張りたいので、この案はそっとしまっておきます。

(あれもこれもと夢が広がりすぎて、手に負えなくなって頓挫する未来がちょっと見えました…)

次の案は、家計簿アプリです。

主婦にとって、面倒だけど家計の把握のために大切な家計簿…なのですが、私は全く続かないタイプのズボラ主婦です。(最高記録は2か月)

kintoneで自分好みの、ゆるーく楽に続けられるアプリを作ったら、もっとちゃんと続けられるんじゃないかな~。

ということで、目指すは、レシートの明細を入力するだけのお手軽家計簿アプリです!

これならSUMとかあれば複雑な計算式も必要なさそうだし、kintone基本機能だけでも使えるものになるはず!

手書きの家計簿ではできないグラフの自動作成も、kintoneならお手のものだし!

後からでも簡単に機能を追加できるのがkintoneの強みなので、一通りレシート入力が動くようにしたあとは、予算を組んだり収支を出したりする機能も欲しい!

これは、かなりかゆいところに手が届くアプリになるのでは!?

こう考え、上司に相談したところ…

「意外と打ちのめされる感が出るはずだしw 良いような気がします」

ひえーっ。私、結構楽勝だと思ってたんですけど!?

ぐぬぬ…なるべく打ちのめされないように、がんばります…!