公開日:
はじめに
サポートの沖です。今年もブログが始まりましたね。
去年はカスタマインやデプロイットやエブリサイトの使い方だったので、今年はブログっぽく雑多なネタを提供したいと思います。脱線するネタばかりになりそうですが、よろしくお付き合い下さい。
今回はバーコードに関する話です。
バーコードや2次元コードなどに関する管理は世界中で様々な標準化に関する活動が行われていて、日本でも下記ページを見ると色々なことがわかります。事業者コードの申請とかも出来るので、自社商品を販売したい人は是非チェックを!
カスタマインで設定してみた
このような設定でボタンを押すとバーコードの読み取りが可能です。

アプリの方はこんな感じで、読み取った結果が文字列1行にセットできます。

この「やること」で読み込めるのは以下の規格です。
- JAN/EAN
- Code 39
- Code 128
- ITF
- RSS-14
- NW-7
ネットでよく見る「頼んだ数より多く届いたぞ?」
「amazon 多く届いた」で検索すると、商品を1つ頼んだら箱で届いたという色々な例が出てくると思います。なぜそんなことがという話ですが、箱で届いているのがポイントで、出荷する人は箱がその商品だと思ってしまうわけですね。なぜなら箱に印刷されているバーコードが一致したから。
でも、箱を開けて商品を出してみると、そこに印字されているバーコードも同一だったりします。商品と箱に同じバーコードが印刷されていることがそもそもの問題なのですね。
目の前にあるバーコードを見てみよう
まずは身近にあるバーコードを色々とみてみましょう。
UPC
Amazon.comに登録されている商品情報を見たり、アメリカで買い物したりだとUPCに遭遇するかもしれません。UPCは12桁なので馴染みがないと思いますがこんな感じです。そのままだと日本では販売しにくいので、上からシール貼ったりとかしてましたね。輸入コーラとかがそうだったかな(何十年前の話だ

UPCの場合はカスタマインでは読み込めないようです。
JAN
49とか45とかから始まるコードがわかりやすいですね。先頭の2文字が国コードなのでJAN(Japanese Article Number)と言いつつ、世界中で使えます。とは言え世界的にはEAN(European Article Number)というらしいです。

13桁なのですが、最近は14桁もアリのようです。14桁なのは薬とかですね。先頭に0を追加して14桁表記になってます。

カスタマインでは13桁は読み込めますが、薬のバーコードは読み込めないようです。
ITF
昔はITF-16と呼ばれる16桁のバーコードが使われていましたが、日本だけで使用できてたこともありITF-14 に統合されたそうです。今の箱を見てみるとこんな感じで先頭が1で始まる14桁です。このコードは物流用なので倉庫などでの在庫管理に使います。

小売店でケース売りをする場合はJANじゃないとPOSレジでスキャンできないので、別の場所に印刷されています。商品のJANコードとは別のコードになっている事がポイントです。別であれば冒頭の問題は発生しません。同一にしていればコード管理は楽だし、ケース売りをしなければいいだけなのですが、ECサイトのような小売なのか倉庫なのかが曖昧な場所だと取り違えがあるわけですね。

このITFもカスタマインで読み込み可能です。
ISBN
本の後ろに2つのコードがあると思います。上の方の978の後がISBNですが、あまり使うことはないかも。。カスタマインではバーコードは上下とも読み込みは可能です。

なお、昔はバーコードがなくISBNだけだったので、情報としては画像のような感じです。

4の後の可変の8桁だけを手入力することで商品の特定が出来ます。なので中古本でバーコードがなくても今の商品データと照合が可能だったりします。まぁ、そんな事が必要なのはニッチなジャンルでだけでしょうけど。(懐かしいなw
あ、この「ザ・倉庫番」は新品(本屋で買ってない)ですのでスリップも残っております。レアですなー。
再利用
実は1つの商品でも、時期によってバーコードが変わることがあります。キャンペーンで一時的に変更になり戻ってくるケースや、リニューアルで変わったままというケースがあります。商品名などの見た目はほぼ同じなのにコードが違うので、管理していると紛らわしいんですよね。。
JAN
JANは有限なので、どこかで番号を使い切ります。そのため、以前使っていたコードを再利用しています。体感としては7年くらいで再利用するケースに遭遇していたので、商品マスタとか過去売上数とかの管理で問題が発生します。5年以上前の単品売上は捨てるくらいで考えておかないと難しいかもです。
POSの単品売上管理で10年間を一度にみるという事は、必要があるかどうかは置いといてかなり難しい事なんですよね。過去にそんな事ができるPOSレジには遭遇してないけど、今は出来るのかな?
3月に展示会あるので聞いてみるかなー。毎年、有給休暇とって行ってるしな!
ISBN
本の中で雑誌コードと呼ばれるものは、10年で一周するという特性があります。本屋だと10年前の雑誌を置いていることはないので問題ないのですが、古本の販売だと重複することがあり一部で問題になっていました。
https://sellercentral.amazon.co.jp/seller-forums/discussions/t/c199d50a909084408d53f8e0b90af900
今は、こちらのPDFのように対策がとられたようです。
なお、かなり前に目黒のAmazon(AWSではない)に行った時に、バーコード重複問題について話したんですが対応してくれず。。。その後に雑誌コードでも同じような話になりASINのみの運用になって、その後に雑誌コード側が対応という流れのようなので、まぁ、色々と調整が必要だし、検討してアナウンスして実施までに時間かかるしで、大変ですよね。
ASIN
Bから始まる10桁の英数字でAmazonの商品に紐づいてるコードです。JAN←→ASINの変換はとある業界でよくあるのですが、それを書くだけで恐ろしい量になるので、今回は省略。。。FNSKUも省略(需要ないだろ
それ以外のコード
コードは何かの識別に使うわけですが、目的が達成できればいいのでUPCのような桁数が少ないケースやGS1-128のような有効期限ありというものもあります。そんなコードがないかと色々と確認して目の前のイヌリンを見てみたら、、、あれ? FNSKUか?w

販売サイトを変えて比較しないといかんな!(病気
バーコードリーダーという選択肢
カスタマインではカメラを使った読み込みが可能ですが、ご家庭によくあるバーコードリーダーを使うことでキー入力と同じような入力も可能です。

その入力では「入力ダイアログを表示する」を使うと良いと思います。「複数行入力ダイアログを表示する」でも可能ですが、1つずつに分解して処理をするには難易度は高くなります。バーコードリーダーの設定で区切り文字を ”,” に設定できれば「JSONを読み込む」で配列にしてリストで処理をすることが可能です。
ということで
ここまで紹介したように、商品を識別するコードというのは色々なパターンがあります。商品マスタを作成する場合で小売だけを考慮だとJAN13桁(と、8桁)を考えれば良いと思いますが、単品売上履歴を考えると色々と考慮すべき点も多くなります。
まぁ、現場的には3年の履歴があれば大体は問題ないと思うので、要望を上げる人がいたら「そんなデータがあったとして、何に使うの?」と聞いてみましょう。
では、また次の機会にお会いしましょう!
投稿者プロフィール
-
"サイボウズ公認kintoneエバンジェリスト
カスタマインやデプロイットでも色々とやってます"
最新の投稿
gusuku2026年1月23日バーコード四方山話1 「JANとかITFとか」
kintone2025年12月26日ほっぷ、すてっぷ、数える
kintone2025年12月5日エブリサイトでアドベンチャーゲームを作ってみよう
community2025年11月28日そうだ課金を試そう






