カスタマイン初心者が挑戦!アプリ作成とSlack連携で学んだこと

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注意

本記事は情報提供を目的としており、本記事の内容は無保証、サポートの対象外です。
サポート窓口、問合せ窓口にご質問をいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。

こんにちは!
子どもたちとクワガタを探しにいったらセミの羽化に立ち会った
サポートチームのきぃです!(虫は苦手です)

1月にアールスリーにジョインして、あっという間に8月になりました!
現在は先輩方にOJTで教えていただきながら、
チャットサポートの対応に入らせてもらっています!

今回は、私が初めて挑戦した「実運用アプリの作成」と「Slack連携」について、学びや工夫をご紹介します。
カスタマイン初心者の方や、kintoneで業務改善を目指している方の参考になれば嬉しいです!

チームでの取り組み

チャットには日々さまざまなお問い合わせが届きます。
その中でも、珍しい事象やチームで共有しておきたい内容があると
週3回の振り返りミーティングで話し合えるように
kintoneの「格言生成アプリ」に記録していきます。

そのほか、ミーティングの中で

  • チャットで回答しきれず、メールで改めて対応が必要な案件
  • 手元での検証が必要な問い合わせ
  • チーム内で共有したい情報

など、格言とは別に残しておきたい情報が出てきたので
これらを効率的に管理するために
「サポート伝言板アプリ」を作ろう!ということになりました。

初の実運用アプリ作成!

それが4月初旬のことで、カスタマインを学んで間もない私が
初めて実運用で使用するアプリを作ってみることになりました!

はりきってアプリの構成を考えてみます…💭

メール対応をするものは、返信期限やリマインドが必要ですが
それ以外はどのカテゴリも基本は同じような構成でいけそうです(^^)/

記入日・担当者・チャットのURL・添付ファイルフィールドなども追加して
構成をもとにアプリを作ります📝

フォームを作成したら、次はカスタマイズの設定です!

必須チェックと日付の自動計算でミス防止

メール対応の場合、返信期限を自動で設定したい!
そこで「カテゴリ」で「メール対応」が選ばれたとき、
1週間後の日付を「返信期限」に自動セットするようカスタマイズしました。
逆に、カテゴリを変更した場合は、フィールド値をクリアします。

さらに、「返信期限」が未入力の場合は保存できないよう必須チェックも設定。
これで入力漏れ防止ができます。

ボタン設置で操作性向上

対応完了後、編集画面を開かなくても「済」とコメントを追記できるよう、ボタンを設置しました。
あずにゃんさんのブログで右ボタンさんを紹介されていた直後だったので右ボタンさんを使ってみたく、
対応「済」にするボタンは「ボタンをフィールド名の右に配置する」にしました👍

通知頻度と通知日の設定

対応内容によっては、毎日通知が必要なものや、週1回でよいものがあります。
そこで「通知頻度」と「次回通知日」を設定できるようにしました。

ここで問題が発生!

定期実行タスクの設定を土日を除いた平日と設定しているため、「次回通知日」に
土日が設定されてしまった場合、二度と通知されなくなってしまいます…!

そこで、土日の場合は日付をずらしてセットするカスタマイズも作成しました!
この辺りの工夫は、実際の運用を想像しないと気づけないポイントですね。

(厳密に営業日へ通知させたい場合は営業日アプリを利用する方法もあります⭐)

最大の壁…Slack連携!

画面のカスタマイズがひと通り完了したので、Job Runnerを使ってSlackに通知をするカスタマイズです!

と気合を入れて始めようと思ったのですが、
当時私はJob Runnerの「kintoneアプリのWebhook」と「定期実行タスク」の
使い分けすらイマイチわかっておらずSlack連携など手も足も出ません…😢

そんな時は頼れるチャットーズです🔥(※チャットサポートのメンバーのこと)
みなさんに助けていただきながら無事カスタマイズを作成することができました🎉

ポイント

  • Job Runnerで定期実行タスクを設定し、毎日同じ時間に処理を実行。
  • テキストテンプレートを別アプリで管理して、Slackに送信。
  • 通知が終わったら、土日スキップも忘れず調整し「次回通知日」を更新。

定刻にSlackに通知を送りたいので、「定期実行タスク」を使用するんですね💡

テキストテンプレートは別アプリで下記のようなものを作成しました!

Slackにはこのように通知されます。

Slackへ通知したレコードは、「通知頻度」を基に「次回通知日」を更新します。
ここでも土日へセットされないように忘れず調整します!

以上でカスタマイズの完成です🙌

振り返りと学び

今回のアプリ開発を通して、カスタマインの奥深さを実感しました!
特に、Slack連携や土日を避けるカスタマイズは、実運用ならではの工夫です。
チャットーズのみなさんから知恵をいただき「そんな方法があるのか!」と目から鱗でした👀

カスタマインには400種類以上の「やること」があり、
カスタマイン歴5か月の私はまだまだ知らない「やること」にたくさん遭遇します!
そんなときはドキュメントサポートサイトを確認したり、
チャットーズのみなさんに教えていただきながら、一歩ずつ勉強中です🌱

カスタマインには心強いチャットサポートがありますので、困ったときはぜひお気軽にお問い合わせくださいね!  

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きぃ
テクニカルサポートチーム所属。
楽しいことがすきです♪