タブ愛が生む整理の魔法—情報管理の極意とは?

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こんにちは!システム開発グループのけいんです♪

突然ですが、kintoneのタブ化って、本当に便利ですよねー!

例えば、大量のフィールドを配置しているアプリを操作する場合、
「編集ボタン」を押してから、編集したいフィールドまで延々と画面をスクロール…
入力したらまた次のフィールドまでスクロールして、確認したいフィールドがあればさらにスクロール…

一度だけなら大した手間ではないかもしれませんが、これが何度も繰り返されると、
クリックやスクロールの積み重ねが地味に効いてきます。
特に、メンドクサイerな私にとっては、正直ただただストレスでしかないんですよ…

そんな私の“メンドクサイ病”を解決してくれる救世主が、そう「タブ化」です。

私はユーザー時代に、まだ界隈に「タブ化プラグイン」が存在しないころからタブの可能性に魅せられ、それを日々追い求め、ついに手にしたその時からずっとタブ愛を育み続けているほどの狂信者です(笑)

そんな「タブ化プラグイン」ですが、今では数えきれないくらいプラグイン化がされています。私もいくつかのプラグインを愛用してきましたが、その中でも特に自由度が高かったのがgusuku Customine(以下カスタマイン)のタブ化カスタマイズでした。

ちなみにこれまでSIグループで開発してきた業務アプリでは、ほぼ必ずと言っていいほどタブ化されています。業務効率を上げるためには必須機能と言ってもいいでしょう!

まずは、カスタマインを使ったタブ化の基本をご紹介します♪


📝 カスタマインでのタブ化のTips

➡️ フィールドをタブに分けて表示する

フィールドをタブに分けて表示する

アプリ内のフィールドを、カテゴリや用途ごとにタブにまとめることで、画面のスクロール量が圧倒的に減ります。
必要な情報がすぐに見つかるので、これで業務効率も劇的にアップします!


➡️ 階層的なタブ構造も可能

タブの中にタブをいれて階層的なタブを実現する方法

実は、タブの中にさらにタブを配置することもできちゃうんです。
例えば、「顧客情報」という大きなタブの中に「基本情報」「連絡先」「契約情報」などのサブタブを作ることで、情報をさらに整理できます。
これ、情報量が多い業務アプリでは本当に便利です!


➡️ 表示/非表示の制御も自由自在

さらに、タブの表示・非表示も条件に応じて制御できます。具体的には以下のようなことが可能です。

例えば、

  • 営業担当だけがアクセスできる「顧客管理」タブ
  • 管理者だけが閲覧できる「管理情報」タブ
  • 請求担当だけがアクセスできる「請求管理」

を設定することで、業務のセキュリティを保ちつつ利便性も高まります。


🚀 ステータスに応じたタブの初期表示制御

タブ化された業務アプリを使っていると、ステータスの流れや処理の流れに応じて左から右へとタブを順番に進めていくことが多いです。


例えば、作業系の案件管理アプリの場合、以下のような工程でステータスが遷移するとします。

見積作成中 → 受発注管理 → 契約管理 → 作業管理 → 請求管理  → 完了

カスタマインなら、この流れに応じて、ステータスが変わるごとに初期表示するタブも自動で切り替えられます。


例えば、

  • ステータスが「見積作成中」のときは「見積情報」タブを初期表示
  • ステータスが「受注待ち」のときは「受発注管理」タブを初期表示
  • ステータスが「契約済み」になったら「契約情報」タブを初期表示
  • ステータスが「請求処理中」のときは「請求管理」タブを初期表示

これにより、操作するたびに余計なクリックやスクロールが不要になるので、作業効率もぐっと向上します!


🔒 外部ユーザーに見せたくない情報も管理しやすい

業務アプリでは、社内だけではなく、顧客や協力会社などの外部ユーザーをkintone環境に招待するケースもあります。

案件に関わる外部ユーザーも一緒に同じアプリを使うことでより業務効率がアップします。
とはいえ、外部ユーザーには見せたくないフィールドやグループも存在するはずです。

そんなとき、カスタマインなら特定のタブ自体を非表示にすることが可能です!
例えば、「内部情報」や「コスト計算」など、外部には見せたくないデータを一つのタブにまとめておけば、条件に応じて非表示にできるので、安心して共有することができます。

※ただし、あくまで見えていないだけなので、値が入っているフィールドのデータは存在しています。なので書き出しの権限制御や出力の制限などの考慮が必要になるのでご注意を!


💡 まとめ

kintoneのタブ化、特にgusuku Customineを使ったカスタマイズは、業務効率を大幅に高める強力な武器になります。
スクロールの手間を減らし、表示する情報を的確に整理し、条件に応じた見せ方を実現することで、ストレスフリーな操作を可能にしてくれます。

日々の業務で「もうスクロールしたくない…」と感じている方、ぜひタブ化を取り入れて、快適な業務環境を作り出してみてくださいね♪


投稿者プロフィール

けいん
けいん
kintone歴8年ユーザーからのジョブチェンジ。 サッカー日本代表とハリネズミをこよなく愛してます♪