カスタマインの条件ビルダーの「次のいずれかを含む」って便利

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こんにちは、こんばんは
今年の健康診断の結果が全部A判定で嬉しい日南子です。

このブログは2025/1/6から始まった
アールスリーの1年アドベントカレンダーの
2025/5/15の記事ですദ്ദി^._.^)

みなさま、カスタマインの「条件を組み立ててレコードを取得する」の「検索条件」などで指定できる
「次のいずれかを含む」の条件はご利用いただいているでしょうか?

「含む」の指定ってなーんか想像しにくくて難しいとなるんですが
数Aで「集合」を学びましたね〜それです〜(雑)
「A⊂B」こんなのやりましたよね🙂‍↕️
私は大学生時代のバイトで死ぬほど高校生に教えた記憶( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
悩んだ時はベン図です!!ベン図を書きましょう!!

そんなベン図を使ったkintoneの条件の考え方は
下記の弊社YouTubeが参考になるので一度ご覧ください🎶

ベン図ってなんぞや、どうやって条件を考えるんや
ってところから解説しています🙆‍♀️

(ここで学校の勉強が繋がる!!教育ありがとう!!)

YouTube見ましたね👀
スクロールしただけじゃダメですよ👀
見てくださいね👀

さて、「次のいずれかを含む」を
kintoneやカスタマインで指定するとなると

ユーザー選択フィールドの固定値で
ユーザー選択フィールドにAさんを含むといった条件や
チェックボックスフィールドの項目で「A」という項目を含むといった
条件で指定する時に設定する条件よな〜
と、パッと頭に浮かぶと思います。

しかーし、これだけではございません。
つい忘れられがちな「次のいずれかを含む」はレコードやテーブルに対しても指定可能です。

例えばこんな時ぃ!☝️

今回のブログでは上記状況をベースにして
どういったカスタマイズで「次のいずれかを含む」を
指定できるのかということをお伝えいたします🪷

(ちなみに私は「次のいずれかを含む」が大好きです
この子に任せておけばなんとかなる感、ありません?|ω・)チラ)

アプリAのフィールドAの値と重複している
アプリBのレコードを取得したい

今回はアプリBのレコードを取得したいので
まずはアプリAのレコードを取得し、
その後アプリBからアプリAの「果物フィールド」を含むレコードを取得します🙂‍↕️

2アクションで完了っ!簡単!

重複するレコードを取得するには「リストから要素を取り出す」で
1レコードずつ探しに行かなくちゃいけないの…?
と思いがちですが、そんな難しいカスタマイズは不要です🚫

条件を組み立ててレコードを取得する」で「次のいずれかを含む」で可能です🙆‍♀️
「検索条件」の設定詳細はこんな感じ👇

▶︎ポイント
条件には「次のいずれかを含む」を指定する!
重複しているレコードを取得するから「等しい」なのかな..?と
「等しい」を設定しがちですが「次のいずれかを含む」を設定してください☺︎

比較値は「挿入」から「他のアクションの結果」を選択して[0]を消す!
アクション2で取得したアプリAの「果物フィールド」を比較値に指定いただきたいのですが
挿入 > 他のアクションの結果 > アクション2 > 果物フィールド
の順で設定したときは自動的に比較値に設定されるものの
「$2[0].果物フィールド」という指定になってしまい、
これではアクション2で取得したレコードの
1レコード目の値しか参照しなくなってしまうので
[0]は手作業で削除しましょう☺︎

▶︎ユースケース
アプリAでボタンを押した時に
アプリAと重複しているアプリBのレコードを取得して
その取得したアプリBのレコードに対して「重複あり」とチェックをつける

アプリAにはあって、
アプリBにはないアプリBのレコードを取得したい

さっきお伝えした内容とは逆の想定ですかね🥟
同じくアプリBのレコードを取得したいので
まずはアプリAのレコードを取得し、
その後アプリBからアプリAの「果物フィールド」を含まないレコードを取得します🙂‍↕️

さっきのカスタマイズと何が変わったでしょうか!👾

「検索条件」をよーく見ていただきたいのですが
「in」から「not in」に変わっていますね🧚‍♀️

条件を組み立ててレコードを取得する」で「次のいずれも含まない」に変更しました🙆‍♀️
「検索条件」の設定詳細はこんな感じ👇

▶︎ポイント
条件には「次のいずれも含まない」を指定する!
シンプル☺︎

比較値は「挿入」から「他のアクションの結果」を選択して[0]を消す!
さっきのポイントと同じです!
挿入 > 他のアクションの結果 > アクション2 > 果物フィールド
の順で選択して設定した後、[0]を手作業で消してください☺︎

▶︎ユースケース
アプリAでボタンを押した時に
アプリAにはあって、アプリBにはないアプリBのレコードを取得して
その取得したアプリBのレコードに対して「重複なし」とチェックをつける

アプリBのテーブル内フィールドと
重複があるアプリAのレコードを取得したい

テーブルでも可能ですよ〜

今回はアプリAからアプリBのテーブルの「地名フィールド」を含むレコードを取得します🙂‍↕️

条件を組み立ててレコードを取得する」の比較値ではテーブルをそのまま指定できます🏋️‍♀️
条件は「次のいずれかを含む」を選択してください🙆‍♀️

「検索条件」の設定詳細はこんな感じ👇

▶︎ポイント
条件には「次のいずれかを含む」を指定する!
シンプル☺︎

比較値は「挿入」から「フィールド」を選択してテーブルのフィールドコードを付け足す!
挿入 > フィールド > 地名フィールド
の順で設定したときは自動的に比較値にフィールドコードが設定されるものの
「${地名フィールド}」という指定になってしまい、
どの地名フィールドなんだい?となって値が取得できません( ; ; )
そのため、手作業で「${テーブル.地名フィールド}」のように
テーブルのフィールドコードをつけてあげてくださいね☺︎

▶︎ユースケース
アプリBでレコードを保存するときに
アプリBのテーブルの「地名フィールド」と重複のあるアプリAのレコードを取得し
アプリAに重複したレコードがある場合はエラーを表示させる

ねこ

「次のいずれかを含む」ええやん
要するに比較値は配列ってことちゃうんかい

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日南子
クラフトビールとライブハウスと猫が好きです