期待しない働き方(1)「心穏やかに仕事するコツ」

みなさん心穏やかに過ごしていますか?

コロナ禍での生活上の制約や仕事の上の制約もありなかなか心穏やかという感じにはならない環境ではありますが、多くの方がエキサイティングさはありつつも心穏やかに仕事したいと考えているのではないかと思います。

誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、この記事では僕がこの数年で行き着いた心穏やかに仕事する方法について共有できれば思います。

答えは1つじゃないですし、この考え方が常に正しいと思っていませんが、自分では一定の成果を得られているのでまったくのハズレではないんだと思っています。

ちなみに、僕は心理学の専門家でもないですし、心理学の勉強をしているわけでもないので以降のお話は何も学術的根拠やエビデンスがあるわけではなく、個人として思慮しまくった結果に過ぎませんのでご注意ください。

感情の波

僕はよく「感情の波がない」と言われます。僕の近くにいる人はそれなりに波が起きていることに気づいていることが多いですが、それでも一般的には「穏やか」といっていいと思います。

では、感情の波ってなんでしょうか?

仕事(に限りませんが)していると感情の波が起きます。たとえば次のようなケースです。

  • 上司が自分の成果を評価してくれない
  • 部下が思ったように仕事してくれない
  • 同僚が勝手なことばかりしてチームワークが高まらない
  • 外部に依頼している仕事が全然思った通りに進まない

まぁ、色々あります。プライベートでの同様な例はあげられると思います。 でもこれ全部「他者」との関係で起きています。つまり「感情の波」は「他者との関係」によって発生すると言えます。

でも、こういうこともありますよね?

  • 自分の思ったように仕事ができない
  • 自分でこれくらいまでできると思ったのにできない

これは「他者との関係」ではなく感情の波を起きているケースです。しかし、これってよく考えると「客観的な自分」と「現実的な自分」のギャップなので「客観的な自分」を(現実とは異なる)他者と考えるとやはり同じだと言えます。

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他者との関係を穏やかにできない理由

では、他者との関係でなぜ感情の波が起きるのでしょうか???それは「他者に期待しているから」だと考えています。

先にあげた例を書き換えてみましょう

  • 上司が評価してくれると思ったのに評価してくれない
  • 部下がこうやってくれると思ったのに、してくれない
  • 同僚がチームの望んでいることをやってくれない
  • 外部の業者がこっちの指示の先まで読んで仕事してくれない

ほら、全部「他者に何らかの期待」をしていませんか?

期待通りにならないから、イライラしたりして感情の波が起きるんです。

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期待と信頼は別の話

僕はよく社内で「僕は人に期待していない」と言っています。ひどいですよね。弊社のメンバーは大体このセリフ聞いていると思います。

でも、当然これには裏の考えがありまして、ただただ期待していないと言うことではないんです。他者が期待通り動かないと感情の波が起きるので、期待しないのです。

これだけ取ると「お前は社内のメンバーを信頼していないのか?ひどい経営者だな」ってなりますが、社内・社外を問わず僕はチームのメンバーを信頼しています。ただ信頼はしていますが期待をしていません。

これがどう言う意味なのか、なぜそう考えるのかは、また次回。

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「もったいぶらずに一気に書いてよ」と思った人、ほら他者に期待してますよw

では、次回。

投稿者プロフィール

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金春 利幸
"gusukuシリーズプロダクトマネージャー
ノーコード(No-Code)の有効性に着目し、kintoneとgusukuシリーズの普及のため全国を飛び回っています。"