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こんにちは。
キャンプと登山とビリヤニ(インド風炊き込みご飯)の沼に頭の上まで浸かっている、gusukuのサポートの中の人 にら です。
お花見なのにちょっとしか桜が咲いていなかった悲しみのキャンプを経て、翌々週にまた同じキャンプ場で名残の桜×ビリヤニキャンプしてきました🌸
春風が吹くたびに花びらが舞う美しい景色を見ながら食べるチキンビリヤニは、外ごはん効果で3倍おいしく最高でした!
キャンプ場でのビリヤニ、おすすめです。
なお、架空のキャンプ場ですのでこの世には存在しません。本当にキャンプ場を運営しているわけではなく、キャンプ場についての設定はすべてフィクションです!
きれいな桜とおいしいビリヤニでうきうきしながらキャンプ場運営
前回は予約コードもとに作成したQRコードの画像を添付した予約完了メールを送信するところまで完了たので、今回はお客様がキャンプ場に来場された時のチェックイン機能を作成します。
受付でQRコードでチェックイン
チェックインの流れは下記です。
- お客様は管理棟の受付で、受信したメールに添付されたQRコードを提示する
- 受付担当者はタブレットの画面に予約管理アプリの一覧画面を表示し、「QRコードを読み込んで受付」提示されたQRコードをタブレットのカメラで読み取る
- 一致する予約コードを持つレコードが存在する場合、そのレコードが自動的に画面に表示される
- 表示されたレコードを確認し、宿泊費合計(税込)の金額をお支払いただく
- kintone プロセス管理の「来場・受付完了する」ボタンをクリックして来場完了する
- 一致する予約コードを持つレコードが存在しない場合、またはQRコードを提示できない場合
- 一覧画面の検索フォームからお客様の情報を入力して検索し、「メール送信完了・来場待ち」のレコードがあれば開いて受付対応を行う
- 一致する予約コードを持つレコードが存在する場合、そのレコードが自動的に画面に表示される

予約管理アプリの一覧画面のカスタマイズ
予約管理アプリの一覧画面には、「QRコードを読み込んで受付」のボタンと、検索フォームを追加します。

QRコードは予約コードが元になっていますので、QRコードを「スペースでQRコード読み取りを開始する」で読み取って予約コードが得られたら、「レコード詳細画面に遷移する」で該当する予約コードの詳細画面に遷移するようにカスタマイズしています。

予約管理アプリの詳細画面のカスタマイズ
詳細画面に遷移後はkintoneプロセス管理のアクションで、「来場・受付完了する」でステータスを進めれば来場対応完了です。

カスタマイズはシンプルに、kintoneのプロセス管理のアクションボタンが押された時の 条件「プロセス管理のアクションを実行した時」に、お支払いが完了したかどうかを確認するダイアログを表示し、
OKが押されたら「支払ステータス」フィールド(次回以降出てきます)に「支払済(来場)」をセットし、キャンセルが押されたらステータスの変更をキャンセルします。
次のステータスには支払が完了してから進めたいので、このようなチェックを入れています。
受付での支払いについてはクレジットやQRコード決済などにも将来的に対応し、支払結果が自動的にkintoneにも反映されるようにしたいと考えていますが、今回は「支払ステータス」を変更するのみに留めます。

これで予約からチェックインまで、ひと通りの流れで予約管理アプリを運用できるようになりました!
ここまでシステムが完成すれば、キャンプ場がオープンできそうな気がしてきました…!
次回の妄想キャンプ場は?
次回はキャンセル料の支払いの仕組みを作成します。
当キャンプ場では、チェックイン日から7日前以降にキャンセルされた場合はキャンセル料が発生します。
その場合はキャンプ場には来場されないので、来場せずにキャンセル料を支払ってもらうための仕組みが必要になります。
一旦は銀行振込で対応する予定でしたが、カスタマインとStripeを組み合わせれば、クレジットカードでキャンセル料を支払ってもらうシステムを簡単に構築できるのでは…!?
ということで、次回はキャンセル料の請求の仕組みを作ります。
キャンセル日や宿泊サイト、泊数、シーズンなどによって変わるキャンセル料をどうやって支払ってもらうのか…?
支払漏れの検知はどうする…?
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです!
投稿者プロフィール

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gusukuのチャットサポートの中の人です。
kintone認定資格は5冠。
趣味はキャンプ、最近登山もはじめました。