カレンダーPlusの終日仕様をCustomineで何とかしようとした話し

この記事は カレンダーPlus Advent Calendar 2020 10日目の記事です。

カレンダーPlus愛を伝えるエバンジェリストとして… と記事を書いたものの何も音沙汰無く過ごしていたので、Advent Calendarに参加してみました。

前回の記事は、カレンダーPlusで終日予定を指定した時に、終了日が1日後ろにずれて保存される という内容で書かせて頂きました。

24日から26日を選択したのに・・・

24日〜27日で保存される

これはカレンダーPlus(というかiCalendar)の仕様なので正常な動きではありますが、実際に困った事が発生したので、その時の話しを書きます。

公式サイトには、計算フィールドを使って1日前の日付を計算し、kintoneの詳細画面では計算後の日付を使う方法 が回避方法として掲載されています。

日付の選択をカレンダーPlusだけで行うのであればこの方法で問題無さそうですが、kintoneのレコード追加・編集画面から日付を設定したい場合は「終了日」に1日後の日付を入れてもらう 必要があり、なかなか混乱しそうですね

これだと入力をミスしてしまう可能性があるため、今回はCustomineを使って対応してみました。(実話です)

  1. 「終了日付(カレンダーPlus用)」という日付フィールドを用意し、カレンダーPlusからはこの日付を使うようにします。(1日後の日付が入る)
  2. 「終了日」という日付フィールドを用意し、kintoneのレコード追加・編集画面で操作する時は、このフィールドに日付を入れてもらいます。
  3. Customineでカスタマイズを適用すれば完成です。「終了日」を入力すれば「終了日付(カレンダーPlus用)」の方にも正しい日付が入ります。

ただし!!!残念ながらこの状態では完全では無いんです。

カレンダーPlus上でドラッグ&ドロップで日付を設定した場合に「終了日」が入らないので、残念ながらドラッグ&ドロップを無効化する必要があります。

これだとカレンダーPlusの良さが半減してしまいますので、カレンダーPlusのAPIを組み合わせる事で何とかできないかチャレンジしてみたいと思います。(後編に続く?)

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あさが
kintoneを活用したシステム開発(だけ)をやってます。kintoneエバンジェリストもやってます。祇園祭と仮面ライダーが好きです。