kintone Café 大阪 with 岡山の開催レポート

公開日:

更新日:

こんにちは。サポートチームのほりです。

今日は、先日行われた「kintone Café 大阪 with 岡山」について開催レポートを書きつつ、このイベントの経緯なんかも書いていければと思います。

補足

kintone Café開催は、会社は関係ない、個人での取り組みになります。
会場として弊社の「gusuku Ashibinaa Osaka」を利用しておりますが、運営・登壇内容・参加者は全て個人単位で行うものになります。
弊社アールスリーインスティテュートは会場貸出以外は一切関わっておりません。

kintone Caféとは

まず、「kintone Café」について説明させてください。

kintone Caféとは?(理念)

kintone Caféは、まだkintoneに触れたことの無い方から、
より高度なカスタマイズを行いたいと考えているプロフェッショナルの方まで幅広い層を対象に、
楽しく学び・教え合うことで、kintoneの魅力や活用法をみんなで共有するための勉強会コミュニティです。

kintone Caféが目指すところ

kintoneを、今や社会人としての必須スキルである
Excelと同じくらいあるいはそれ以上の存在に育て・普及させていくことを目指します。
また、kintone Caféを核としたkintoneエコシステムを醸成し、
コミュニティに参加・貢献する個人とそれを支援する企業にとってメリットのある場にしていきます。

これは、kintone Caféのホームページに記載されている事項です。

ポイントは、太字のところを見てもらえれば良いのですが、個人的な解釈としては、

  • 学び・教え合う場である
    • 一方的なセミナーではなく相互に学びとなるように
  • kintoneを育て、普及させていくことを目指す
    • 特定の人だけ使えるようになるのではなく、みんなが使えるようにしたい

というところかなぁと思っています!

LTなど登壇する人が教える立場になるかというとそうではなく、それをきっかけに参加者が何かを思い、意見を言い合い、さらにアウトプットすることで参加者以外も巻き込んで学び合おう!という前向きな姿勢が溢れているので、私がkintone Caféという場所がとても好きな理由でもあります。

そういうわけなので、運営がすごいとか先生だとかそういうことは一切なく、運営はただただイベントを主催しているだけに過ぎません。もし今後、初めて参加される方がいらっしゃれば、その辺りを心に留めて参加していただけるとうれしいです。

そして、運営メンバーは常にALWAYS募集しております。
自分の興味のある内容でkintone Caféを開催してほしいなぁと思っている方がいらっしゃれば、ぜひとも、運営側となって一緒に企画していただければと思います!

なんか締めっぽい雰囲気になりましたが、本題に移ります(笑)

在庫管理スペシャル!

kintone Caféは、そのときそのときでテーマが変わります。
今回は、「在庫管理スペシャル」と銘打って実施をしました。

在庫管理?なにそれ??

と思う方もいらっしゃるかもしれません。ピンと来ない方は、自社でなにか物を管理しているところを想像してください。
消耗品でも、出荷する製品でも、販売する商品でもなんでも構いません。
それを、実際に倉庫に行って数を数えて管理するのではなく、システム上で数を把握して、今いくつあるのか?将来いくつ増える・減るのか?などなど、その数を元にいろんな業務を行うベースになる考え方です。

※いろんな考え方があるし、奥深すぎるので、あえて軽く触れております。

まぁとにかく、製造業に限らず、いろんな場面で利用ができる考え方となっております。(と思ってます)

そんな「在庫管理」なのですが、これを考えることがとても好きな二人がおりました。
それが、私、ほりと、一緒に運営をしてくれた「きったん」さんこと「喜田 晃大」さんです。

在庫管理は趣味なほりの自己紹介

実は、たびたび、きったんさんとは在庫管理について話し合っておりまして、kintoneで在庫管理をやるならどうやるだろうか?という私の妄想に付き合っていただいておりました。
そして、その妄想だけでは飽き足らず、「この妄想話を他にも聞いてもらいたい。意見ももらいたい。他の課題やみんなならどうするのかを聞いてみたい」という欲望がムクムクと日々育っていきました。

じゃあ、何かイベントする?っていう話にもなりましたが、なかなか踏ん切りがつかず、でもどうにかして「在庫管理」についてなにかやりたいなぁという思いだけが空回りしていきました。

大阪 with 岡山???

ほり『きったんさ〜ん、在庫管理のイベントやりたいよぉ〜』

きったん『うーん、新しくイベントを立ち上げるのは大変やし、もうkintone Caféでやっちゃう?』

ほり『そうね、そうしようか!だったら、大阪でやってくれたら、私遊びに行くから!!』

きったん『いやいや、せっかく岡山運営のほりさんが来てくれるんやから、岡山と共催ってことにしようや』

という感じで今回のkintone Caféが決まりました。

kintone Caféは、基本的には、地域ごとの開催です。
都道府県別に運営が存在していまして、その地域ごとに運営・開催をしております。

私、ほりは、岡山在住のため、kintone Café岡山の運営をしています。
一緒に運営をしてくれた「きったん」さんこと「喜田 晃大」さんは、kintone Café大阪の運営です。

どっちかでやる、というのは決めたのですが、岡山でやるには少し時期尚早かな…という思いがあり、会場も自社であるアールスリーインスティテュートの「gusuku Ashibinaa Osaka」でできる、ということで大阪で開催する運びとなりました。

※岡山の名前を冠することは、岡山運営メンバーにも了承取ってます!!

在庫管理のLT3本立て

さて、当日のイベントの様子についてお話したいと思います。

スケジュールとしては、在庫管理に関するLTが3本と、その後にフリーのグループトーク、最後に少しだけ懇親会をして終了という流れでした。

LTは、わたしと、きったんさんと、石際さんの3名。

3人のLT内容が被ったらどうしようかなぁとちょっとばかり心配だったのですが、結果的に、それぞれ違う視点からの在庫管理についての説明となっていて非常に良かったと思います。

そして、3人とも、根っこの部分は同じことを言ってました。
在庫管理は業務や考え方で全然違うものになるのですが、基本の流れや大枠は同じなんですね。
それを今回再認識できたことは非常に有意義でした。

私の妄想在庫管理アプリが火を吹くぜ!

私のLTは、スライド枚数で言うと50枚近くありました。目次もあるので中身で言うともう少し少ないのですが。
それを怒涛のごとく20分で喋り切りました。早口でスミマセンでした。
本当は、作ったkintoneアプリについて詳しく説明したかったし、マスターについても語りたかったし、ひとつずつ深堀りもしたかったのですが、限られた時間内にどうしても今日伝えたいことだけを詰め込んだら、こんな結果になりました(笑)

みんな、写真をたくさん撮ってくださってたとのことで、帰ってゆっくり見ていただきまして、ご自身の業務のなにかの参考になれば幸いです。

ここで資料を公開することもちょっぴり考えたのですが、資料だけ見ても、「ふ〜〜〜ん」となりそうな気がして、せっかく情熱込めて作った資料なので、公開はせずに、また別の機会に登壇で見せられたらなぁと思います。(ほりの妄想在庫管理が聞きたいという方、是非お声掛けくださいw)

頑張ってエッセンスを抽出したつもりなので、結構ポイント押さえた資料になっていると…勝手に思っています。そうだったらいいなぁ。

アプリ構成だけチラ見せ

きったんさんと石際さんのLTもこれまた良かったのよ…

きったんさんは、在庫管理は、現場の視点と経理の視点で見たいポイントやタイミングが違うんだよねっていう話。

石際さんは、在庫管理の形はもう日本人の知恵の結晶で決まっているけれども、正解はないんだよねっていう話。

(2つとも端折りすぎやろ!というツッコミを自分で入れた)

このお二人のLTも、説明すればするほど蛇足と言うか余計な説明になりそうな気がして、あえて詳細は触れません。っていうかボリュームありすぎて抜き出すのムズいっす。

きったんさんの、在庫管理の目的が見る人や携わる業務で違うというのは、本当にそうだよね!と思ったし、だからこそ、現場と情報管理側で考え方の違いでぶつかることも出てくるんだよねっていう振り返りになりました。

石際さんの、kintoneに用意されているアプリストアの在庫管理の良し悪しやポイントが、個人的には一番お勉強になりました。なんとなく思っていたことが言語化された感じで、スッと懐に落ちてきました。いや言語化ほんと大事。

石際さんといえば、おもしろカスタマイズでお馴染みですが、今日は真面目に話します、と淡々とお話されていたのも印象的でした。

次回開催はあるのか!?

そんなこんなで懇親会まで大盛りあがりだった在庫管理スペシャルだったのですが、とてもとても楽しかったので、次回開催も考えていきたいなぁとまた妄想を膨らませております。

というかですね、在庫管理、他にも気になっている方いますよね?多分いますよね?
当日のX(旧Twitter)の絡みを見るといらっしゃると信じていますよ。

そういう方々、ぜひぜひ、地元のkintone Caféで在庫管理スペシャル(在庫管理をテーマに話す)をしていただければな〜と思います!
そういうふうに、各地で在庫管理×kintoneが広まっていったら楽しくないですか?私は楽しいです!!
大阪・岡山でやらねばという決まりはもちろん一切ありませんので、ぜひとも色んなところで在庫管理の話の華が咲いてくれたらなぁと願って、開催レポートを終わりにしたいと思います。

ご参加ありがとうございました!

おまけ

きったんさんが、gusuku Everysiteで当日の説明スライドを作っていました。変態ですね(褒め言葉)。

投稿者プロフィール

アバター画像
ほり
kintoneが好き過ぎる、自称帳票まにあ。
テクニカルサポートチーム所属。
「仕事をITでたのしく」をモットーに岡山県倉敷市から完全リモートワークしております!