「ありがと・すごい」アプリでわかるチームのチカラとkintoneの価値

公開日:2022-07-27

こんにちは、金春です。

お客さまに届ける価値とは?

我々はチームで仕事をしています。我々が産み出す価値は最終的にはお客さまの元へ届くわけですが、お客さまの元へ届く前に、社内の何人もの活動によって産み出された価値が積み重なって、増幅されてお客さまの元に届きます。

これはバリューチェーンなわけですが、ここでは事業活動の機能で分割するのではなく、個人にフォーカスを当てたいと思います。

バリューチェーンでの小さなフィードバック

このバリューチェーンは一方通行に価値を伝搬させていくのではなく、感謝・賞賛という小さなフィードバックがあるとよりチカラを発揮します。

みなさんは社内で他のメンバーが産み出してくれた価値に対して感謝の言葉や賞賛の言葉を伝えていますか?

同じ場所で働いていれば「ありがとう!」と口頭で気軽に言うことも可能だとは思いますが、弊社はテレワークが基本のため口頭で気軽に言うということができません。

社内ではコミュニケーションツールとしてslackを利用しています。文字ベースで「ありがとう」や「すごい」と伝えることは頻繁にありますが、このようなライトなコミュニケーションの場合、具体的に何がうれしかったのか、すごかったのかを伝えることはあまりないような気がします。

「ありがと・すごい」アプリ

そこで、kintoneでさくっと「ありがと・すごい」アプリを作りました。別に何も難しいアプリではありません。

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たったこれだけのものです。登録されたレコードは、贈った人と贈られた人(と経営陣)にしか見えません。

しかし、項目が存在するだけで、「何が」うれしかったのか、すごかったのかがちゃんと書かれるようになります。

ただ、この手のアプリは作っただけでは利用されません。そこでいくつかの仕掛けを用意しています。

利用を促進するための仕掛け

ポータル

kintoneのポータルの一番上に「ありがと・すごい」へ飛べるリンクを用意しました。

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これでいつでも気軽に「ありがと・すごい」が表明できます。

というほど人は簡単には動きません(笑)

毎日リマインド

上で弊社ではコミュニケーションツールとしてslackを使っているというお話をしましたが、毎日17:30にslackで「ありがと・すごいタイム」というリマインドをするようにしています。

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slackは全社員が高い頻度でみています。また、弊社はフレックスタイム制度を導入しているため、終業時間がバラバラです。とはいえ、およそ18時頃から終業する人が多いので、その少し前である17:30にリマインドすることで、その日1日のできごとを振り返ってもらって「ありがと・すごい」を入れるきっかけにしています。

よし、これでみんな毎日がんがん入れてくれる! というほど人は甘くありません(笑)

ポイント制度

そして、この「ありがと・すごい」にはポイント制度をつけています。

  • 贈ると2ポイント
  • もらうと1ポイント

でポイントがつきます。そして、このポイントを使って、年末に景品のあたる抽選会を開催する予定です。(何が当たるかは未定です)

全員1ポイントからスタートして、ポイント多い人の方が、当たる確率が高くなるという仕組みです。(全員1ポイントからスタートするので抽選に参加する権利は全員にあります)

ちなみに、このポイントは毎日gusuku CustomineのJob Runnerによって集計されており、「ありがと・すごい」アプリのトップに自分のポイントが表示されるようになっています。

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他の人のポイントは見られないので、ポイントレースでどの位置にいるかはわからないのですが、本来の目的としてポイントを稼ぎ合うためのものではないのでそれでいいと思っています。

ここまで仕掛けを用意した段階で、大量の「ありがと・すごい」が集まるようになりました。

「みんな現金だな」という話(笑)ではなく、今までなかった制度を根付かせるにはきっかけが必要なんです。

今回、おもいついたのがたまたまこのポイント制度だったというだけの話です。

実際に交わされた「ありがと・すごい」

実際に登録された「ありがと・すごい」をいくつかみてみましょう。これはほんの一部です。

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みんな軽く書いているだけですが、普段口頭では言わないようなことが書かれています。経営者としてはこれをみるだけでうれしくてニヤニヤしてしまいます。

そしてほとんどの「ありがと・すごい」では、もらった人がコメントを入れています。贈った人もコメントを返してもらえるともっといれたくなります。kintoneのコメント機能が作るすごい価値です。

kintoneのすごさはこういったアプリが作れるところにある

kintoneはアプリをたくさん作っても値段は同じです。このようなアプリをわざわざお金をかけて作るという会社は少ないと思いますが、kintoneであればものの数分で作れてしまいます。

上でもあげたように作れば使われるというタイプのアプリではありませんが、いくつか使ってももらうための仕掛けを経営者が用意することでアプリは活性化されます。

あなたの会社のkintoneにこのような業務とは少し距離のあるアプリはありますか?

他に楽しい例があれば教えてください。

投稿者プロフィール

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金春 利幸
"gusukuシリーズプロダクトマネージャー
ノーコード(No-Code)の有効性に着目し、kintoneとgusukuシリーズの普及のため全国を飛び回っています。"