公開日:2017-10-30
kintone のデータ検索をもっと速くしたいと思ったことはありませんか?
今回は kintoneアプリに入っているレコードを Elasticsearch に入れて検索してみたいと思います。
まずは kintoneアプリにデータを入れた上で、全レコードを JSON形式で抜き出します。
今回の例では 郵便番号のデータ を使用することにします。
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b767bd4c1b5fceb7e8_11zXP8j5UmhTTiF9r0612AA.png)
レコードの一括取得API を使用して全レコードを抜き出し、 JSON形式で保存します。
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b804ebab4e090b8984_1Hd6saNj4tLuuXYC5H5h-xg.png)
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b767bd4cd5d0ceb7e7_1s2I0_7gaYwi1v24IR9QcPQ.png)
出力した JSONファイルを読み込んで、 Elasticsearch へ 一括挿入します。
そのまま入れられれば良いのですが、 Elasticsearch の Bulk API では newline delimited JSON (NDJSON) という形式を用いる必要があるので変換した上で bulk メソッドに渡しています。
完了したら Elasticsearch にリクエストを投げて検索できます。
curl localhost:9200/kintone/_search?q=5410053
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b8390f559455391c8a_1BC-0pbukLAEB3D2yJVHbKQ.png)
また、 Kibana からも検索できます。
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b767bd4ce402ceb7e5_1p8vElVD7T_kUCAoOUWRNGg.png)
簡単にでしたが、kintone のレコードを Elasticsearch に入れて検索してみました。
次回は Elasticsearch への検索機能を kintone に組み込んでいきたいと思います。
![](https://www.r3it.com/wp-content/uploads/2024/02/5eb3a7b767bd4c14d3ceb7e6_13H4StVkJ1jQh9awif6VoBg.gif)
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