[CybozuDays2021 基調講演補足] アールスリーの考える自走のための伴走サービスとは?

公開日:2021-11-04

11月1〜2日と開催されたCybozuDays2021が無事に終了しました。弊社ブースにもたくさんの方にお越しいただき、弊社サービスをたくさんの方に知っていただけました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

Day1 基調講演

Day1基調講演にて、日清食品ホールディングスの成田さんが登壇されkintone開発における弊社の伴走についてご紹介いただきました。

基調講演の様子はアスキーさんの記事をぜひご覧ください。

弊社築山がサプライズで呼び出され、息を切らせながら突然登壇することになりましたが、突然なのに良い事言ってたのは同僚ながら感心しました。

実は、築山が呼び出されることは僕を含む一部の人間だけに知らされていて、築山が基調講演会場から離れないようにずっと監視していました(笑)

伴走サービスあれこれ

現在、kintoneのパートナーで「伴走サービス」と呼ばれるサービスを提供されている会社さんがたくさんあります。一言で「伴走サービス」と言っても、その中身には色々ありまして我々が考える伴走サービスとは異なるものが多い印象です。

我々の伴走サービスはgusuku Boostoneという名前で提供していますが、なぜgusukuシリーズの1つにしているのか、どういう考えでこのサービスを作ったのかについていい機会なのでご説明しておきたいと思います。

gusuku Boostone誕生秘話

kintoneは皆さんもご存知の通り、ドラッグ&ドロップでアプリが作れるノーコードサービスです。これによりプログラミングをすることなく、誰もシステムが作れるようになります。

しかし、標準機能でできないことをやろうと思うとカスタマイズが必要となります。kintoneのカスタマイズは、JavaScriptでのプログラミングが必要になるのですが、こうなると「誰でも作れる」という世界からは離れていってしまいます。

我々は、ここをなんとかしたいと考えてkintoneをノーコードでカスタマイズできるようにするgusuku Customineを開発し提供しています。gusuku Customineも大変好評をいただいており、ご利用社さんもどんどん増えていっています。

gusuku Customineの提供を開始してしばらくしてあることに気づきます。それは、

  • kintoneをkintoneらしくない使い方をしようとする人が多い
  • kintoneらしさ維持する意識があってもどうするのがいいのか相談相手すらいない人が多い

我々には、これまでやってきたkintone SIで蓄積した知見に加えて、gusuku Customineのサポートを通じてお客様からいただいている膨大なkintoneカスタマイズのパターンの蓄積があります。

この知識量は、kintone界ではトップレベルであるという自負があります。

この知見をベースにアドバイスができれば、kintoneをkintoneらしく使える人が増えるのではないかと考えたのがgusuku Boostoneの始まりです

そして、なぜgusukuシリーズの1つとして提供しているかというと、次でご紹介する「自走する」ことにこだわりがあるため、あたかもSaaSを使うかのように使っていただきたい理由からです。

gusuku Boostoneの基本コンセプト

gusuku Boostoneはあくまでも「kintoneでの開発を自分でやる」人に向けた伴走サービスです。

ここが他社さんで行われている「伴走サービス」とは大きく異なります。他社さんのサービスでは、ずっとその会社さんが開発を続けるようなサービスを「伴走サービス」と呼ばれているケースがありますが、gusuku Boostoneは違います。 (なお、このタイプのお手伝いが必要な場合は、HighspeedSIで可能ですのでご相談ください)

gusuku Boostoneでもオプションをつけていただくと開発をお手伝いできるのですが、これもあくまでも「自分の手に余るところ」をお手伝いするだけで、我々がメインで開発するということはありません。

gusuku Boostoneは徹底的に「自分でやっていただく」ということを重視しています。 それは、「自分でやるのが一番早く、一番確実」であるからです。人にお願いすれば楽ではありますが、でき上がったものはブラックボックスになってしまい、何かを変えたいと思っても変えられなかったり、変えるのに多くの費用がかかったりします。

kintoneでのシステム開発は、頻繁に変更する・できることを前提とした方がいいものを作れます。

そのために、gusuku Boostoneでは「自分でやる」つまり「自走する」ということにこだわり、それをサポートすることに徹しています。

gusuku Boostone担当メンバーのスキルと体制

CybozuDaysの基調講演でも成田さんから言及がありましたが、自走のための伴走を行うには、我々もお客様と同じスピードで走る必要があります。お客様が走るスピードにも色々ありますが、日清食品ホールディングス様のように猛スピードで走るお客様もいらっしゃいます。

そのため、gusuku Boostoneを担当しているメンバーは、全員がスペシャリスト以上のkintone認定資格者となっています。また、gusuku Boostoneのメンバーは、HighspeedSIやgusuku Customineの業務も兼務しており、常日頃から膨大な知見を蓄積しています。

さらに、担当者1人のスキルで提供できる知見にはどうしても限界があります。そのためgusuku Boostoneでいただいた質問は速やかに社内で共有されるようになっており、社内全員の知見を結集して回答を検討しています。

それが、基調講演で成田さんが言われていた「質問が持ち帰りになってもその日のうちに解決される」ことにつながっています。

答えではなく考え方を

回答の時にも工夫をしています。質問に対して答えをズバッと提示するのではなく、選択肢をいくつか提供できる場合は、その選択肢と選択する時の判断基準とお薦めを示します。選択肢がない場合も、なぜそうなるかを説明するようにしています。

すべては「自走していただく」ためのもので、答えではなく考え方を理解していただいて「kintoneらしい開発」をしていただくためのものです。

ゴール設定の重要性

この考え方を理解していただくために重要なのがゴール設定です。gusuku Boostoneでは最初にお客様ご自身でkintoneでのシステム開発のゴールをまとめていただきます。これはかなり面倒な作業なので、この段階で離脱するお客様もいらっしゃるのですが、的確なアドバイスを行うにはゴールを共有していただく必要があるため、ここは面倒でも譲れないポイントとなっています。

ゴールが共有されているからこそ、ゴールがこうだからこの選択肢のうちこの方法がいいというようなアドバイスが可能となります。

gusuku Boostoneはkintoneの使い方サポートではありませんので、この点はご利用のお客様にもご協力いただきたいポイントです。

gusuku Boostoneで一緒にkintone開発を加速しませんか?

gusuku Boostoneをご利用いただくことで、あなたのkintone開発はよりスムーズになります。ご利用いただいたお客様からは「gusuku Boostoneを使っていなかったら上手くいかなかった」と言っていただくことが多いです。

上でご紹介したように最初のゴール設定が少し面倒なのですが、むしろここが面倒な場合はゴール設定が最初から曖昧なことが多く、ここで整理することによって、ご自身の考え方も整理されることがあります。

gusuku Boostoneで、我々と一緒に駆け抜けませんか?

投稿者プロフィール

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金春 利幸
"gusukuシリーズプロダクトマネージャー
ノーコード(No-Code)の有効性に着目し、kintoneとgusukuシリーズの普及のため全国を飛び回っています。"