アールスリー、東急株式会社様NewWorkの店内放送設備としてサイボウズkintoneとGoogleHome 190台を連動させるシステムを導入

アールスリーインスティテュート(代表:加藤忠智、大阪府大阪市)は、東急株式会社様の法人向けサテライトシェアオフィスサービス「NewWork」においてサイボウズkintoneとGoogleHome 190台を連動させるシステムを導入させていただきましたのでお知らせいたします。

無人運営される店舗での店内放送の課題

無人運営されている「NewWork」の店舗において、店内で起こる様々な状況に対応するため、遠隔地から店内に放送をできる仕組みが必要となっていました。

ただ、既存の店内放送システムは天井埋め込みスピーカーの設置や配線等、設置へのハードルが高く、費用もかかってしまうものでした。また、「NewWork」は現在急成長しており、出店ペースに追従できる仕組みとすることも困難でした。

kintoneとGoogleHomeによる放送システム

弊社では、この問題を解決するため、すでに「NewWork」でご利用いただいているサイボウズkintoneと近年成長が著しいスマートスピーカーのGoogleHomeを連動させることで店内放送を実現するシステムをご提案し、採用いただきました。

本システムでは、kintone上で放送したい内容を文字として入力し、放送スケジュールを設定するだけで自動的に各店舗に設置されたGoogleHomeから音声合成により放送されます。

放送を流すGoogleHomeは設定時に選択することができるため、特定の店舗の特定のGoogleHomeのみで放送を流すというようなことも可能となっております。

放送設定画面

本システムの導入効果

本システムの導入効果は次のような点です。

  • 音声の録音や実際に発話する必要がないため、kintoneに文字として登録するだけで、どの担当者でも任意のタイミングで任意の内容の放送を流すことができる
  • 設備一式は非常に安価であり、調達も迅速に行え、大きな工事も不要なため設置が容易である
  • すべてをソフトウェアで制御できるため、単純な店内放送だけでなく、様々な用途への展開が可能である

今後の発展

近日中に導入される新会議室予約システムでは本システムと連動し、会議室の利用終了5分前にアナウンスを流す等の非常に柔軟な放送の仕組みを実現しています。

また、スマートスピーカーの本来の機能である、ユーザーの発話によるインタラクションも今後追加していく予定です。

東急株式会社様 NewWorkについて

ICT環境の発達や、モバイルPC・スマートフォン等の普及による働き方の多様化に合わせた、柔軟な執務環境の提供を目的とするサテライトシェアオフィス「NewWork」。

東急線沿線を中心とした郊外の駅の周辺に、会員制のサテライトオフィスは、テレワークを導入する企業を対象に、安全で快適な執務環境を提供します。「NewWork」を利用することにより、場所や時間に関係なく仕事ができる環境を確保でき、外出先での対応など、時間の効率化が期待できるほか、育児中の方やご高齢の方など会社までの通勤が困難な方でも、自宅近くでの勤務が可能となります。また、自然災害など社員の出勤が困難な状況となった場合にも、最寄りのサテライトオフィスでの業務が可能になります。

アールスリーインスティテュートについて

アールスリーインスティテュートは、2000年の創業以来、数々のお客様にシステムを利用した問題解決をご提供して参りました。現在は、kintoneやAWSといったクラウドを用いて従来よりもスピーディにシステムをご提供するサービスを「ハイスピードSI」としてご提供しております。

また、kintone開発に関する膨大な知見をベースに、kintoneをより便利にする「gusukuシリーズ」を SaaS(Software as a Service) としてご提供しております。
https://www.r3it.com/

本件についてのお問い合わせ

アールスリーインスティテュート
TEL: 06-6271-3663
Mail: info@r3it.com
担当: 林、金春(こんぱる)