アールスリーインスティテュート、kintoneノーコードカスタマイズサービス「gusuku Customine」と「カンタンマッププラグイン」の連携を発表

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地図上でのレコード作成・編集時にも柔軟な業務自動化・機能拡張を実現

アールスリーインスティテュート(本社:大阪市、代表取締役:西松 顯、以下当社)は、サイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」と連携する当社のノーコードカスタマイズサービス「gusuku Customine(グスク カスタマイン)」が、あっとクリエーション株式会社(本社:大阪市、代表取締役:黒木 紀男)が提供する「カンタンマッププラグイン」との連携を2025年6月19日(木)付で開始したことをお知らせいたします※。

これにより、kintoneをご利用のみなさまは、地図上でのレコード操作においても、ノーコードでの高度な業務自動化や機能拡張を、より直感的かつ効率的に実現できるようになります。

※ 本連携はカンタンマッププラグインのgusuku Customine対応版がリリースされた後に利用可能となります。カンタンマッププラグインのリリース時期についてはあっとクリエーション様にお問い合わせください。

新連携追加の背景

近年、kintoneは自治体での導入が増加しており、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の中核ツールとして活用されています。特に、位置情報を伴う業務においては、データの視覚的な管理と効率的なプロセス実行へのニーズが高まっています。

カンタンマッププラグインは、kintoneのレコード情報を、ボタン1つであっ!という間に地図にする「ノーコード地図システム」として、現場での情報入力・更新を容易にすることで多くの企業・自治体に利用されています。

一方、gusuku Customineは、400以上用意された「やること」を「条件」と自由に組み合わせることで、kintoneの「もっとこうできたらいいのに」をノーコードで実現するサービスです。バッチ処理やWebhookの処理を行えるJob Runnerや、kintoneデータからのExcel/PDF出力機能など、圧倒的な機能の豊富さを誇り、多岐にわたる業務課題を解決してきました。

今回の連携は、カンタンマッププラグインが提供する地図上での直感的な操作性と、gusuku Customineが提供する柔軟かつ高度な業務自動化機能を融合させることで、位置情報に関連する業務プロセス全体の効率化と高度化を図るものとなります。

連携による主な提供機能

本連携により、ユーザーはカンタンマッププラグインの地図上で、kintoneのレコードを作成・編集する際に、gusuku Customineを活用してさまざまなカスタマイズを適用できるようになります。

 具体的なユースケースとしては、以下のような業務プロセスがノーコードで実現可能になります。

  • 地図上でのレコード作成時の自動化:地図上の特定の地点で新しいレコードを作成した際に、自動的に関連情報を付与したり、事前に設定された承認フローを開始したりすることが可能です。
  • 地図上でのレコード移動時の連携強化:地図上でレコード(ピン)を移動させた際に、特定の条件に基づいて他のkintoneアプリと連携させ、データ更新や通知を自動で行うことができます。
  • 複雑な業務ロジックの適用:gusuku Customineの豊富な「やること」と「条件」を活用し、地図上での操作をトリガーとして、詳細なビジネスロジックをノーコードで構築し、業務の煩雑さを大幅に削減し、より正確で迅速なデータ管理を実現します。

本連携がもたらすユーザーメリット

  • 操作性の向上と業務効率化:地図上で直感的にレコードを操作しながら、複雑な業務プロセスを自動化できます。
  • ノーコードでの柔軟なカスタマイズ:専門知識がなくても、gusuku Customineの豊富な機能を使って、地図に関連する独自の業務要件に合わせたシステムを構築できます。
  • データの一元管理と活用促進:位置情報と業務データをkintone上でより密接に連携させ、一元的な管理と多角的な活用を促進します。
  • 市民開発の推進:現場のニーズに応じたアプリケーションを、IT部門に頼らず市民開発者自身で作り上げることが可能となり、社内DXを強力に支援します。

gusuku Customineについて 

gusuku Customineはkintoneの「もっとこうできたらいいのに」をノーコードで実現するサービスです。400以上用意された「やること」を自由に「条件」と組み合わせることで、思い通りのカスタマイズを作成することができます。

2021年には、kintoneアプリのカスタマイズだけでなく、バッチ処理やWebhookの処理が行えるJob Runner、kintoneのデータを元にExcelやPDFを出力する機能も備え「カスタマインがあればなんとかなる」といっていただける存在となっております。

gusuku Customineはkintone機能拡張における圧倒的な機能の豊富さを誇るサービスとなっており、2018年のリリースから現在に至るまで頻繁に機能追加を行っております。

導入社数は2025年6月現在で2,000社を超え、今後もkintoneユーザーのみなさまに「gusuku Customineがあったのでうまくいった」と言っていただけるサービスであるよう努力を続けます。

製品サイト:https://customine.gusuku.io/

カンタンマッププラグインについて 

カンタンマッププラグインは、「自分でつくれる ノーコード地図システム」をコンセプトに、kintoneのレコード情報をボタン一つで地図上に表示できるkintoneプラグインです。

緯度・経度が入った一覧表や住所データを変換して地図上にピンを表示でき、Excelや紙地図で管理されていた位置情報データを簡単にクラウド上で管理・共有し、地図上での写真やメモの登録、航空写真やハザードマップの重ね合わせ表示など、現場業務の効率化に貢献しています。1ヶ月の無償体験も提供されています。

製品サイト:https://kantanmap.jp/service/kantanmapplugin/

今後の展望 

アールスリーインスティテュートは、今後もお客様からのフィードバックを迅速に反映し、gusuku Customineおよび連携サービスの機能強化を継続してまいります。

今回の連携を通じて、kintoneを基盤とした業務システムの可能性をさらに広げ、「kintoneの足りない部分はgusuku Customineがあれば解決できる」というビジョンを追求してまいります。

さらに、2025年内にリリース予定の新サービス「gusuku Everysite」と組み合わせることで、社内だけでなく社外との連携も強化し、企業のDXをより強力に推進できる環境を提供していく予定です。

アールスリーインスティテュートについて

アールスリーインスティテュートは、2000年の創業からシステム開発を通じて多くのお客様の業務改善を支援してまいりました。

この知見をもとに、kintoneを効果的に活用する多彩なサービスをご用意しています。

【知る】

kintone の正しい使い方やベストプラクティスを学べる「Cloud University」

【支援を受ける】

kintone を道具に業務改善が当たり前な企業文化を築く「キミノマホロ」

【活用する】

kintone の業務に合わせた機能拡張をノーコードで実現する「gusuku Customine」

kintone アプリやデータを効率的に管理する「gusuku Deploit」

gusuku Customine の導入を加速するサポートサービス「gusuku Boostone」

これらのサービスにより、100社100通りの業務改善に貢献します。

会社名  :アールスリーインスティテュート(R3 Institute Ltd.)

所在地  :大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーC 16階

設立   :2000年8月

代表取締役:西松 顯

コーポレートサイト :https://www.r3it.com/

製品ポータルサイト : https://gusuku.io/

【本件に関するお問い合わせ先】

アールスリーインスティテュート
担当: 池上、⾦春(こんぱる) 
TEL : 06-6271-3663 
Mail: info@r3it.com