エキスパート試験を受けてみました!

はじめに

みなさん、kintoneに資格試験があるのをご存じですか?https://cybozu.co.jp/kintone-certification/level/

4段階6種類用意されていて、今は5つの試験が受験可能になっています。

最初は「アソシエイト」と言う1段階目の基礎スキルのみが受験可能で、それに合格すると2段階目のスペシャリスト試験を受験可能になります。スペシャリストに合格するとエキスパートを受験できるという仕組みです。(詳しくは、サイトをご確認ください)

現在受験可能な中で一番難しいのは2つのエキスパート試験で、最後の4段階目は準備中となっています。準備中の試験は「ビジネスソリューションアーキテクト」という名称なので、どんな問題になるのかが楽しみですね。

試験を受けてみよう

エキスパート試験は今年公開されたので数ヶ月前に自宅で受験してみたのですが、漢字変換出来ない上にアルファベット1文字入力するのに30秒くらいかかるという謎現象で試験自体が開始できないという状況でした。一応、M1 MacとIntel Macの2種類で試したんですがどちらもダメで返金されて終了。何故だ?

ただ、弊社内では何人も受験して合格している人もいまして。。。

このまま受験すら出来ず終わっているのも悔しいので、2回目の試験スケジュールに合わせて試験会場で受験を計画してみました。調べたところ地元は受験ができなくて隣の県まで移動が必要。しかも移動時間が2時間半。

→ 遅刻する可能性を考えると前日移動かな
 → 朝から受験できるなら2つとも受験するか
  → 2つも受験すると疲れるだろうから翌日帰るか

という謎のドミノ思考で二泊三日の受験移動になりました。(いいのか?

なお、移動費用・宿泊費・試験費用は会社のサポートがあり、個人的な費用負担は無しでした!
やった!

なお、先ほどのサイトにはこのような記載が。。。========================================
macOSでOnVUE受験を検討されている方へ
OnVUE受験において、macOSではkintone認定 エキスパート試験を正常にご受験いただけないという事象が起きております。
そのため、システム要件を満たしたWindows端末でご受験いただくか、テストセンターでのご受験をお願いいたします。
========================================
・・・いつからこんな記載が。。。しかも、エキスパート試験だけに書いてる。。。

事前勉強

えーと。。。やはり、kintone SIGNPOSTですね。https://kintone.cybozu.co.jp/kintone-signpost/

まずはこれを全て読んでおくのが良さそうです。

それと余裕があれば、この辺の商品を購入して馴染んでおくのも良いと思います。

kintone SIGNPOST パターン冊子

https://shop.cybozu.co.jp/products/6624327434319

kintone SIGNPOST パターンカード
https://shop.cybozu.co.jp/products/6624328155215

小論文では実際に関わったことのあるプロジェクトに関して回答する必要があるので、サイトにある「最新の出題内容と評価方法(PDF)をダウンロードする」からPDFをダウンロードして見ておくのは必須ですね!
https://cybozu.co.jp/kintone-certification/level/systemdesign-expert/

もし、社内に同じように試験を受ける予定の人がいれば、出題例を元に答えを検討し合うとかも良さそうです。色々な意見交換から理解が深まるのではないかと思います。kintone 事例の記事を読んでおくとか、kintone 事例集の冊子を読むとかも良いかもです。

試験当日(前半)

いつものようにタンパク質多めのメニューと思いつつ、試験なので糖質とった方が良いかなーと、アイスも購入。エネルギーを蓄えて会場に向かいます。

まずは「カイゼンマネジメントエキスパート」を受験します。

試験の内容は、

=====
kintone認定 カイゼンマネジメントエキスパートは、
チームのための継続的な業務改善を推進することができるスキルがあることを証明します。
=====

ということなので、プロジェクトの推進時の様々な質問に答える感じです。

ふと、操作するPCを見ると、
=====
漢字変換は2回までしか出来ないことが確認されています
=====
的な記載が(うろ覚え

え?

例えば、

かわ

と入力して、変換候補を切り替えても2回までしか漢字に変換できないみたい。。。それ以降は変換を押しても何も変化しない。

どうも変換候補のポップアップが試験プログラムと競合してての動きじゃないかと予想してますが、試験会場でも日本語入力に問題あるじゃんかー(笑
ということで、出てこない漢字は元の言葉を色々と変更して対応しました。なんだ、この無駄な作業(苦笑

ただ、回答するのは超楽しかったです。規定文字数に余裕があったので余計なことを書いたりと、試験を堪能させてもらいました。大問があと1つくらいあってもよかったのになー。

追記

ブログ公開後に社内から色々と情報が集まりました。
どうやら実は対応する方法があったようで、IMEを旧Verに設定すれば良いらしく、手順書も存在するようです。

なので、試験開始前の文字入力で変換できなくて試験官を呼んでも対応してくれないって場合は、
試験官にIMEの設定を変える手順書あるからpearsonvueに確認して、っていうのが良いかもです。
その確認中は試験の時間はカウントされないそうです。

どんな事でもアウトプットする事は重要ですね!(アウトプットすると情報が集まる

試験当日(後半)

午前の試験終了から午後の開始までが30分くらいしかない事に気づきまして。。あれ? 試験時間の計算間違ったか?

とは言え何か食べないと持たないので、ひろめ市場でカツオとトロをゲット!

栄養を摂ったあとは試験会場に戻ります(5分前に着

午後は「システムデザインエキスパート」を受験します。

試験の内容は、

=====
kintone認定 システムデザインエキスパートは、
kintoneを使った業務改善プロジェクトを推進することができるスキルがあることを証明します。
=====

ということなので、kintoneの機能ありきで推進時の様々な質問に答える感じです。

この辺、細かくは言えないんですが「カイゼンマネジメントエキスパート」とは似ているようで違います。

問題も微妙に違うので実際にkintone 開発をしていない人には厳しいかもですね。特に、「何について聞かれているのか」を間違えるとズレた回答になるので、質問に書かれている前提条件や情報をちゃんと読んでから回答しましょう。

と言ってる私も、どこか間違えている気はします(笑

色々と見直しをしてたら試験時間をほとんど使い切って、最後は集中力が切れてました。。。

試験が終わった。。

物凄く消耗しましたが、なんとか試験終了。
あまりにも消耗したので、帰りのコンビニでアイス補給。
いやー、1日に2つの試験はオススメできません。普通に近場で受験できる人は日を分けましょう。

疲労感があるときは軽い運動でリフレッシュということで、ホテル近くにあったこちらで汗を流してみました。

アミノ酸とか色々と取得もしたこともあり体調も回復したので、次はタンパク質を多めに摂取すべくこちらなどを。。。

いやー、高知って美味しい食事が多いですね!
何度来ても知らないお店と遭遇するので、まだまだ通わないと!(既に、目的が変わってる?

ちなみに、翌日の始業前に帰宅しないといけないことに気づいたので、最終日は6時にホテルチェックアウトです。試験終わった後の移動がハードなのは気のせい・・?

なお

いろいろ書きましたが、試験の結果はまだわかりません!
今回の試験は「1次試験(小論文・実績登録)」なので、これに合格した上で「最終試験(確認試験)」を受験して合格する必要があります。

ただ、合格していてもいなくてもどっちでも良いかな、という感じです。
試験に答える作業が、実際にユーザーやサポート会社とのやり取りを彷彿とさせるので、試験に答えているのか問い合わせに回答しているのかが途中で分からなくなりました(笑

そういった意味でも、色々な立場の人に受験して欲しいですね。普段から開発をしている人は「あるある!」という目線で見れると思いますし、ユーザーの人は「うちと一緒!」「他所はこんな感じなのかな」という目線で見れると思います。

個人的にはスペシャリスト試験よりもエキスパート試験の方が好みですねー。お値段は倍ですが(吐血

あと、先ほど気づいたんですが、最終試験にはこんな文字が、

>試験方法 オンライン試験(監督なし)

・・・しょうがない、1次試験に合格したらWindowsマシンを用意するか(苦笑

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