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こんにちは!サポートチームのちくわです。
育児休業で2ヶ月ほど離れていましたが、戻ってまいりました!ただいまです!
さて今回は、育休中に溜めておいたデータを、kintoneを使って可視化する、です。
育児において、子供にとって(親にとっても…笑)睡眠は非常に重要なテーマです。授乳やおむつ替えと並んで、赤ちゃんが「どのくらい寝たか」を把握することは、健康管理にもお父さん・お母さんの安心にも直結します。
という理由で育児記録アプリに日々入力したデータがあるので、kintoneに入れて色々やってみました。
使用するデータ
我が家ではぴよログというアプリで育児記録を行っています。このアプリでは食事や睡眠、排泄をはじめこどもの様々なアクションを記録できます。
このアプリにためておいたデータを、と思ったのですが、入力が大変なので0歳児の睡眠データは取っていないのでした…(授乳、おしっこ、うんち、お風呂などは記録しています)
なので、3歳の上の子の育児記録から睡眠データを拝借することにしました。汗
そしてこのアプリには育児記録をエクスポートする機能があります。
例えば次のようなテキスト形式でエクスポートが行えます。
【ぴよログ】2022年3月
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2022/3/1(火)
登録した子どもの名前 (2か月2日)
01:50 起きる (4時間55分)
02:00 おしっこ
02:05 母乳 左10分 ▶ 右10分
02:30 ミルク 60ml
02:50 寝る
05:15 起きる (2時間25分)
05:15 おしっこ
05:20 母乳 左10分 ▶ 右10分
05:50 寝る
07:00 起きる (1時間10分)
07:15 おしっこ
07:30 母乳 左10分 ▶ 右10分
07:50 体温 36.9°C
08:40 寝る
09:40 起きる (1時間0分)
10:00 おしっこ
(以下略)
エクスポート単位は1日または1ヶ月でできます。
今回は上記集計期間のデータを1ヶ月毎にエクスポートし、月別にtxtファイルで保存しておきます。
ファイル形式の変換
さあkintoneに入れるぞ!といきたいところですが、上記で用意したtxtファイルのままだとkintoneには残念ながら読み込めません。。
どうするかというとファイル自体もそうですが、中身のフォーマットをcsvファイルに合わせて変換します。
kintoneには「ファイルからレコードのデータをアプリに読み込む」機能でcsvファイルを読み込んでkintoneアプリを作成できるので、変換したファイルを用意しました!
実際にこのtxtファイルをチャッピーさんにお渡ししていい感じにしてもらい、さらに睡眠のみのいい感じにしてもらったのがこちら。
日付,時刻,イベント,値,詳細
2022/3/1,01:50,起きる,4時間55分,
2022/3/1,02:50,寝る,,
2022/3/1,05:15,起きる,2時間25分,
2022/3/1,05:50,寝る,,
2022/3/1,07:00,起きる,1時間10分,
2022/3/1,08:40,寝る,,
2022/3/1,09:40,起きる,1時間0分,
2022/3/1,11:30,寝る,,
2022/3/1,12:10,起きる,0時間40分,
2022/3/1,15:30,寝る,,
2022/3/1,15:55,起きる,0時間25分,
2022/3/1,16:05,寝る,,
2022/3/1,16:20,起きる,0時間15分,
2022/3/1,18:05,寝る,,
(以下略)
はい、いい感じですね〜(語彙力。。
アプリの作成
それでは用意したCSVファイルを元にアプリを作ってみます。

「CSVを読み込んで作成」をクリックしてアプリ作成画面へ。

「作成を開始する」をクリックし、次の画面へ。

チェック項目を確認しながらチェックし、「アップロードへ進む」をクリックし、次の画面へ。

ここで用意しておいたCSVファイルを読み込ませます。文字コードを変更したり、読み込ませるフィールド・読み込ませないフィールドもここで選択できます。

CSVファイルを読み込ませてアプリが作成できました!
ただ、よく見ると・・1ヶ月分のデータで作成したので、最後の408レコード目の日付フィールドには2022-03-31あたりが入るのですが、2022-03-09・・😅
元データを見たらチャッピーさんにtxtファイルをcsvファイルに変換依頼したタイミングですでに日付がぐちゃぐちゃになっていました。。
データ集計の準備
さてkintoneアプリに無事にデータを読み込めたので、1日の睡眠時間を日付ごとに並べたグラフを表示しようと思います。
その準備として、このアプリに「寝る」「起きる」のレコードがたくさんあるので、それらの間の時間を計算して「起きる」のレコードに睡眠時間をセットしていきます。
kintoneアプリにはこのように睡眠時間フィールドを追加し、「寝る」のレコードにはカスタマインの定期実行タスクで「0」をセットしました。
そして「起きる」のレコードには「起きる」→「寝る」の時刻の差を「時刻の差を計算する」で計算した結果をセットします。

内容はそんなに難しいことはやっておらず、シンプルな設定だと思います。

セットした睡眠時間を合計して別アプリに追加していくようにして、1日の睡眠時間を日付ごとに並べたグラフを表示する、という流れにしていこうと思いますが、今回は準備回ということで、次回詳しくやっていこうと思います!
まとめ
今回は、育休中に溜めておいたデータを、kintoneを使って可視化する、の準備回でした。
次回用意したデータを別アプリに集計して追加したり、追加したレコードを元にグラフに表示して可視化したり、色々試した内容をご紹介できればと思います。
それではまたお会いしましょ〜
投稿者プロフィール

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gusuku Customine サポートのひとりです
いつかまた 京都大作戦 に行きたいです
いつか RISING SUN ROCK FESTIVAL にも行ってみたいです