株式会社メルカリ様 事例紹介

事例公開日 2017-12-05

kintoneのカスタマイズなら、難易度の高い開発を安心してお任せできるアールスリーがおすすめです

株式会社メルカリ
執行役員 コーポレート担当 掛川 紗矢香 様
コーポレートプランニンググループ 奥村 真央 様
コーポレートプランニンググループ 田村 瞳 様
日本最大のフリマアプリ「メルカリ」はスマートフォンで簡単に出品や購入ができ、実際のフリーマーケットのようなコメントのやり取りや、お互いの住所がわからない配送の仕組みなどで人気を集めています。こうした使いやすいサービスの提供のため、メルカリ社員のリソースはスピード感のあるサービス開発に集中させており、コーポレートまわりのシステムは出来る限り効率化を進めているとのことです。

株式会社メルカリ様は、経費精算・請求書処理・承認業務などをサイボウズ社のkintoneで行っています。2017年6月、同社はkintoneで行なう業務をさらに効率化するためにカスタマイズによる機能強化を決定し、開発パートナーにアールスリーを選択されました。今回は、kintone追加開発プロジェクトを担当された掛川様・奥村様・田村様に、パートナーの選定・開発・導入効果についてうかがいました。


kintoneカスタマイズ開発の背景:
「業務を大幅に改善できる機能」を盛り込みたい

Q: kintone導入の決め手と、追加開発を実施された背景を教えてください

システムとは、使ううちに改善点が見つかるものです。海外の有名サービスのような「大掛かりなツール」を導入すると、使いこなせないばかりか、追加開発をしようと思っても時間やお金が膨大にかかることは、経験上分かっていました。

それに比べてkintoneは導入時だけでなく、導入後に「追加の開発を頼むハードルがとても低い」です。これが決め手の1つとなり、経理処理や承認ステップを回すツールとして導入しました。

その後kintoneを使うなかで、やはり「使いにくい点」や「追加開発が必要な点」が大量に見つかりました。これらを一気に良くしようと追加開発を決めました。

開発パートナーの選定:
「複雑な要件への対応力」が決め手

Q:kintone開発デベロッパーの選定について教えてください

kintoneの機能追加にあたり、まずは「エンドユーザーの要望」や「承認者の意見」をかき集めて問題を洗い出しました。ここで、総務・経理をはじめ、ユーザーにとってインパクトの大きいいくつかの機能を盛り込むことになりました。

その後の開発ベンダーの選定では数社とお会いしました。アールスリーはその中の1社で、当社の社員から「kintoneデベロッパーとして有名」と紹介されて知りました。

アールスリーは、最初の面談で「新しい機能を入れることで影響が及ぶあらゆること」を先に指摘してくれました。単に「これをやりたい」「はい、できます」ということではなく、当社の業務がより良くなるように、先回りして色々考えてくださったと思います。

例えば、Aを依頼すると「Aを希望なら、Bの機能も一緒につけるとより便利になります」といった前向きな提案を多くいただきました。こうした提案の量は、検討した数社の中では格段に多かったです。我々の要望に対するヒヤリングも十分で「難易度の高い要件を安心してお任せできる」と思いました。

わずか1時間ほどのミーティングでしたが、この段階でかなり精度の高い要件定義ができました。この発注前の打合せはビデオ会議で行い、見積りもメールでやり取りしました。結果、当社にとって業務インパクトが大きく、開発が難しい3要件を依頼することに決めました。

メルカリ様がアールスリーに依頼した3つの機能

  1. 外貨円転時の端数を四捨五入する機能
  2. テーブルデータ取り込み機能(プラグイン)
  3. 承認ステップ図示機能(プラグイン)

アールスリーは大阪を本拠地とする会社で、実際に一度もお会いしない中での発注でしたが、「訪問基準」を質問し、案件によっては来てくれると納得できたので不安はありませんでした。

発注から納品までの流れ

  • 電話
  • 初回打合せ(ビデオ会議。要望ヒヤリングと仕様のご提案)
  • 見積り(メール)
  • 発注
  • 5回の開発セッション(各15分〜1時間)
  • 納品物の検証
  • 納品

アールスリーとの開発:
ビデオ会議5回でスピード完成

Q:アールスリーとの開発について教えてください

今回は、3要件に対し、5回のビデオ会議を行いました。会議時間は各15分〜1時間ほどで比較的短いものでした。これまでの経験から、3要件に対してかかった時間は非常に短いと感じています。

またビデオ会議では「Googleハングアウトによるパソコンの画面を共有する機能」を使いました。お互いのパソコン画面を見ながら進めたので、お会いしての会議と同じ感覚でできました。移動コストが不要だった点も良かったです。

担当いただいたエンジニアの方の対応も丁寧でした。私(田村様)がうまく要点を伝えられていないと感じている時に、意図をしっかりと汲み取っていただくなど、コミュニケーションしやすくて助かりました。

効果:
大幅な時短と作業効率化を達成。エンドユーザーが快適に

Q:今回のカスタマイズとその効果について教えてください

1. 「外貨円転時の端数を四捨五入する機能」でExcel作業が不要に

メルカリはアメリカとイギリスでも展開しています。海外展開をするとどうしても外貨処理が必要です。例えば「外貨」で購入した商品の精算金を「円」で社員に支払うケースでは、円の支払額に小数点以下の端数が出ます。端数をそのまま会計ソフトに入力することはできないので、これまでは端数処理をExcelで行っていました。今回の開発でkintone上で自動化できたのでこの作業が無くなりました。

2. 「テーブルデータインポート機能」で大幅な時短を達成(プラグイン)

kintoneのテーブルで管理しているカードの利用明細などを、CSVでアップロードできるようにしました。明細のあるものについては手入力がなくなり、とりわけコーポレートカードを扱う総務部では大幅な時短ができました。インポート機能の実装を報告すると総務部の方が「助かります!」と大変喜んでいたのが印象的です。

私(奥村様)も、全社からの申請が手入力で行われていたころは「申請データと明細の突き合わせ」をしていましたが、現在はこの生産性の低い作業は不要です。月末処理の忙しい時期に丸1日浮くという、経理部門にとってインパクトのある時短ができて感動しました。

またアールスリーに提案いただいた「テーブルデータインポート時に、データを上書きするか、追加するかを選べる機能」もつけてもらいました。カード明細はリアルタイムではないので、この機能がとても役に立っています。我々が最初に要望したものよりも優れたツールとなり満足しています。

3. 承認ステップ図示機能(プラグイン)

kintoneでは標準の機能にワークフローがあり「承認済みのステップ」を表示させることができます。しかし「先々の承認ステップ」までは表示できません。そこで、承認作業をよりスムーズに運ぶために「全ての承認ステップ」と「現在のステータス」をひと目で確認できるようにしてもらいました。

開発担当アールスリー浅利より

「承認ステップ」の開発が今回の案件で1番の難所でした。メルカリ様にはグループ企業がいくつかあり、承認ステップの途中で「承認者が申請者と異なる組織に属しているケース」があったためです。本案件は「デザインのシンプルさ」が重要視されていたので、まず「承認者と申請者の所属組織が違う場合」には「上長承認」と表示させることを決めました。これにより画面上は「上長承認」と表示されます。その裏では「一度ステータスが別組織に分岐し、再度メルカリ様に戻ってきて、最後に上長承認と表示させる」という複雑なプログラムとなっています。このような会社ごとの事情をシステムに反映させるノウハウがアールスリーにはあります。

kintoneの追加開発ならアールスリーがおすすめ

Q:最後にメッセージをお願いします

開発前のミーティングで「システムへの影響」や「業務効率に与える影響が大きい箇所」を指摘いただけたことはとても有難いことでした。

このおかげで設計にかかる時間はわずかでした。検証で修正が多いと時間やお金が無駄になってしまうものですが、ここでも「何か違う」と感じる箇所はなく、素早く作業を終えることができました。難しい依頼内容だったと思いますが、想定よりも少ない工数で、質の良いツールを納品いただけたと感じています。

開発費用も妥当で納得のできるものでした。高すぎると困りますが、安くて雑な納品になるのはもっと困ります。そういう意味で最適な値段を提示いただきました。クラウドサービスは保守が定期的に発生するものだからこそ、きちんとした会社さんにお願いして精度の高いものを作っていただくのが良いと思います。今回は費用対効果の良い依頼となりました。次に開発する時もお願いしたいです。kintoneの追加開発ならアールスリーがおすすめです。

おわりに

メルカリ様の導入事例いかがだったでしょうか。奥村様がおっしゃっていたようにアールスリーは「お客様がkintoneをどう使うのか?」「どうなれば業務効率が上がるか?」と想像するのが得意です。だから「できます」と言うだけでなく「最善の解決策」をはっきりとお伝えします。そして、kintoneでできることと「お客様が実現したいこと」をマッチさせることや、今ない機能を作り出すことが得意です。kintoneの開発なら安心してお任せください。

また、ビデオ会議での開発にも慣れています。アールスリーの開発拠点は大阪ですが、メルカリ様(東京)のように遠方からのご依頼にも十分可能です。お気軽にお問合せください。

今回ご紹介したプラグインは、弊社より販売させていただいています。

詳しくは、「R3実践プラグイン」のページをご覧ください。

https://plugins.r3it.com/

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